特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE 本の好みって親の影響がかなり大きいと思うんですよ。 なぜこんなことを初めに言ったかというと、僕の青春のバイブルは母親が大好きな本だからです。 僕は中学生の頃に1日1冊か、それ以上くらい読むほど読書に没頭していた時期がありました。 ちゃんとした本を読み始めてすぐなので好きなジャンルもまだわからなかった僕に、母親が手渡してくれたのがこの本でした。 失礼な話ですがやたらふざけた表紙の本だなあ、と思いちょっとだけ馬鹿にしていました。 しかし僕は生まれて初めて、活字の本を読んで声を上げて笑いました。ケラケラ笑いながら夢中になって読みました。 タイトルがかなり前衛的でどういった内容の本かというのがわかりづらいのでざっくりと説明をしたいのですが、ざっくり言えばタイトルの通りです。 もう少し刻んで説明すると、作者の椎名誠とその友人のイラストレータ