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(CNN) 米上院は15日、全米で夏時間を恒久化する法案を、全会一致で可決した。 法案が成立するには今後さらに下院を通過し、バイデン大統領の署名を得る必要がある。 夏時間は毎年3月~11月の間だけ時計の針を1時間早める制度。恒久化法案は民主、共和両党の議員らが共同で提出し、超党派の支持を得た。 提案者のルビオ議員(共和党)は議場で「私たちはつい先週末も、時計を前後に動かす年2回の混乱を経験したばかりだ」「法案を成立させることができれば、この愚行を繰り返す必要がなくなる」と語った。 ルビオ氏はまた、交通機関からスケジュール調整の準備期間が必要との声があったことを受けて、施行の時期は来年11月に設定したと説明。 下院での審議は確約されていないとしたうえで、恒久化に踏み切る時は来ているとの見方を示した。
(CNN) 東京オリンピック(五輪)の開幕が数日後に迫る中、天気予報に全ての注目が集まっている。 写真特集:北京五輪から10年、変わり果てた競技会場 東京の猛暑が懸念される中で、同大会に対しては何年も前から圧力が強まっていた。 1984年の米ロサンゼルス大会までさかのぼってこれまでの全大会を振り返ると、期間中の2週間の平均気温は東京が最高で、湿度も最も高い。加えて東京に台風が接近する恐れもある。 2018年7月には埼玉県熊谷市で国内の観測史上最高の41.1度を記録。1カ月後には浜松市で同じ気温を観測した。 国際オリンピック委員会は19年、猛暑の懸念を認め、マラソンや屋外イベントの会場を札幌市に変更した。 しかし札幌でも暑さから逃れられるわけではない。「札幌は19年7月下旬~8月初旬にかけ、9日のうち8日の気温がカ氏90度(セ氏32.2度)を超えた」とCNNの気象専門家は解説する。 熱海では
地球滅亡の事態に備えて月面に「ノアの箱舟」を建設する提案が専門家から出ている/Stuart Franklin/Getty Images (CNN) 地球滅亡の事態に備えて月面に「ノアの箱舟」を建設し、地球上の生命670万種の種子や胞子、精子、卵子のサンプルを保管する計画を、米アリゾナ大学の研究チームが提案した。 研究チームはこの計画を、地球上の670万種のための「現代のグローバル保険」と命名。種子や卵子を凍結保存して月の地下トンネルや洞窟網に隠しておくことで、生物多様性の激減によって引き起こされる「地球壊滅」が起きた場合でも、遺伝物質を守ることができるとしている。 同様の貯蔵庫は地球上にも存在する。ノルウェーと北極の間に位置するスバールバル諸島の「スバールバル世界種子貯蔵庫」には、約100万の種子サンプルが保管されている。 今回のプロジェクトの成否は「冷凍ロボット技術」の発展にかかっている
モスクワ(CNN) ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナバリヌイ氏の尾行任務で送り込まれたロシアのエージェントが、今年8月に同氏に毒を盛った方法について、致死性の神経剤ノビチョクをパンツの中に仕込んだと明らかにした。 この人物はロシア連邦保安局(FSB)の毒物チームに所属するコンスタンティン・クドリャフツェフ氏。長時間に及んだ電話でのやり取りで、この驚がくの事実を明らかにした。 クドリャフツェフ氏は上司に対する報告と信じていた電話で、シベリアの都市トムスクで毒物を盛るのに関与した人物の話や、自身が事後の後片付けで送り込まれたことについても語った。 コンスタンティン・クドリャフツェフ氏。ナバリヌイ氏に毒が盛られた後、後片付けをしにオムスクに向かったと明かした/From Bellingcat だが、クドリャフツェフ氏の話し相手は国家安全保障会議の当局者ではなかった。話していたのは毒を盛られて死
ロシアの議員グループが、プーチン氏に終身の刑事免責を付与する法案を提出した/MIKHAIL KLIMENTYEV/AFP/Sputnik/AFP via Getty Images モスクワ(CNN) ロシア議会の議員グループが、大統領経験者に生涯にわたり刑事訴追からの免責を付与する法案を提出したことが分かった。国営タス通信が5日に伝えた。 法案が成立すれば、現職のプーチン大統領が退任を決断した場合に、訴追免責が与えられることになる。 ロシアの現行法上、大統領は在任中に犯した罪につき免責が認められる。今回の法改正には、この免責を任期終了後にも拡大して、大統領が生涯に犯した罪につき免責を適用する狙いがある。 法案を提出した議員グループは今年、プーチン氏が提案した憲法改正案を審議していた。 グループの共同責任者を務めるアンドレイ・クリシャス上院議員はタス通信に対し、「大統領経験者は任期が終わった
行方不明の子どもの捜索に当たる当局者たち=ジョージア州/Shane T. McCoy/US Marshals (CNN) 米連邦保安局はこのほど、米南部ジョージア州で、3歳から17歳の行方不明の子ども39人を見つけ出した。 連邦保安局の行方不明の子どもの捜索に当たるチームが、同保安局の逃亡犯の捜索に当たるチームや全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)、州や地元の当局と連携して捜査を行った。 26人の子どもを救出したほか、13人の居場所を特定した。 捜査に関連して9人が逮捕された。性的な目的のための人身売買や親による子どもの誘拐、薬物や銃器の所持などに関連した罪に問われている。 救出された子どもの一部は性的な目的のための人身売買や児童労働搾取、性的虐待などの被害者とみられている。他の子どもたちも法執行機関の要請で居場所が特定され、危険な状態にないことが確認された。 連邦捜査局(FBI
伊ベネチアに展示された刀剣について学生が研究し5000年前のものであることが明らかになった/Courtesy of Ca' Foscari University of Venice/Andrea Avezzu 伊ベネチアの潟(ラグーナ)に浮かぶ島にある修道院で、中世の遺物として展示されていた金属の刀剣が、実際には5000年前の青銅器時代にさかのぼるものだったことが明らかになった。展示を見た博士課程の学生が年代に疑問を持ち、金属の組成などを分析した結果、驚くべき発見につながった。 ベネチア大学の博士課程で考古学を研究するビットーリア・ダラルメリーナさんは、2017年にサン・ラザロ島にある修道院を訪れた。ガイドに案内されて修道院の展示資料を見学していると、長さ43センチほどの金属製の刀剣に目が留まった。自身の専門分野で扱った青銅器時代の武器に似ている気がしたためだ。 刀剣の説明書きには中世の遺
化石の分析によって、後ろ脚がヘビの祖先にとって役立っていた可能性が示唆された/Courtesy Ral Orencio Gomez (CNN) ヘビは7000万年にわたり後ろ足を持っていたが、その後の進化の過程で失われた――。新たな化石を分析した結果として、20日の米科学誌サイエンスアドバンシズにそんな論文が発表された。 ヘビは1億7400万年前~1億6300万年前に出現。その後の進化で手足のない生態に適応したが、これまでの限られた化石記録からは変化の様子が分かっていなかった。 従来の説ではヘビに手足があった期間について、四肢のない現在の体形に適応するまでの過渡期に過ぎないとの見方もあった。 しかし、新たに発見された保存状態のよい化石を分析した結果、長期間にわたり後ろ足があったことが判明した。 分析対象となったのは、ナジャシュ・リオネグリナと呼ばれる初期の種。研究者はアルゼンチンのパタゴニ
(CNN) インドネシア北部アチェ州でこのほど、不貞行為をむち打ち刑相当とする厳格な法律の整備を進めた組織のメンバーが不倫現場を摘発され、公開むち打ち刑に処された。 むち打ち刑に処されたムクフリス氏は、保守色の強いアチェ州のイスラム指導者協議会(MPU)の一員。既婚女性との不倫現場を摘発され、先月31日に公衆の面前で28回のむち打ちを受けた。 MPUは地元自治体に対し、宗教関連法令の起草と施行に関する助言を行っている。 仏AFP通信の動画には、ムクフリス氏が壇上で覆面姿の執行官から背中を打たれ、1回ごとに顔をゆがめる様子が映っている。壇の前には見物人がいて、中には携帯電話で撮影する人の姿もある。不倫相手の女性もむち打ち刑を受けた。 AFPによると、州都バンダアチェのシャリア(イスラム法)警察トップは執行現場で記者団に、「彼の身元を確認して捜査を進め、検察に書類を送付し、今日むち打ち刑を執行
エクアドルで、全国民に相当する規模の大規模な個人情報流出が発生/Fiscalía General del Estado/Twitter (CNN) 南米エクアドルで最近、国民ほぼ全員の個人情報がインターネット上に流出した恐れがある。サイバーセキュリティーを手掛ける専門家集団「vpnメンター」が問題を発見し、16日に発表した。 同国の未成年者約700万人を含む2000万人以上の名前や生年月日、出生地、住所、メールアドレス、身分証明書番号や納税者番号、銀行口座の残高情報などが漏れたとみられる。 エクアドルの人口は約1650万人。司法当局によると、残りの数百万人はすでに亡くなった人とみられるが、現時点で正確な内訳は分かっていない。 vpnメンターの報告書によると、情報流出は同国のコンサルティング会社「ノバエストラット」が米フロリダ州マイアミに保有している無防備なサーバーで見つかった。 2012年
微小なプラスチック片を週に5グラム、クレジットカード1枚分摂取しているとの研究結果が出た。平均で飲み水から1769粒、貝類から182粒飲み込むという (CNN) 人間が日常生活の中で体内に取り込む微小なプラスチック片は1週間当たり5グラム、クレジットカード1枚分に相当するとの研究結果が発表された。 「マイクロプラスチック」と呼ばれる5ミリ以下の小さな粒子は、食べ物や飲み水、大気中に含まれている。オーストラリア・ニューカッスル大学のチームが発表した研究によると、世界各地で1人が1週間に取り込むのは2000粒前後だという。 その元になっているのは洋服の化学繊維や歯磨き粉のマイクロビーズ、風雨にさらされて粉々になったプラスチックごみなどさまざま。川や海に流れ出すと、魚のえさに紛れて食物連鎖に組み込まれる。 研究チームが過去の研究52件を分析した結果、人間が取り込むマイクロプラスチックの中で最も多
(CNN) 米国が記録的な寒波に見舞われる中、南半球のオーストラリアは長引く干ばつに続く猛烈な熱波に覆われている。全8州と準州で毎週のように気温が上がり続け、道路は溶けてインフラは故障、各地で動物や魚の大量死が相次いでいる。 南オーストラリア州アデレードの気温は24日に観測史上最高の46.6度を記録した。オーストラリア気象庁は1日、1月は同国史上最高の暑さだったと発表し、これほどの猛暑は「前代未聞」と形容した。 気温が40度を超えると人体は熱疲労を感じるようになり、41度を超えると身体に障害が出ることもある。衛生当局はオーストラリア全土で警報を出し、気温が高い日中は屋内にとどまり、運動は控えて水分を取るよう呼びかけている。 しかし気候変動に対して何も対策を講じなければ、今回の猛暑はオーストラリアの異常気象問題の始まりになるかもしれないと指摘する専門家もいる。 オーストラリア連邦科学産業研究
(CNN) 馬は人間と異なる色覚を持ち、オレンジ色が緑色に見えている――英国の大学がこのほど、そうした研究結果を明らかにした。馬の安全確保という観点から、競馬場の設備の塗装などを再考する動きにつながる可能性もある。 競馬の一種である障害競走では、コースに設置される横木並びにそれらを飛び越えるための踏切板がオレンジ色に塗られている。騎手が視認しやすくするための配色だ。 しかし英エクセター大学のマーティン・スティーブンス教授が主導した今回の研究によると、馬はオレンジ色を緑色と認識していることが分かった。これは上記の設備が、馬の目には周囲の芝の緑に溶け込んで見えていることを意味する。 同大学の研究者らは、障害物の色を白や黄色に変えて実験を行った。これらの色の変更で馬の視認能力が必ずしも高まったわけではないが、跳躍の仕方には変化が見られたという。 スティーブンス教授によると、視細胞の1つの錐体(す
(CNN) 便の出発の遅れといえば、普通は苛立ちの種になる。しかしカナダの空港で、乗客がこの時間を利用してパーティーを楽しむ一幕があった。 出張帰りの20日、トロント・ピアソン国際空港でニューファンドランド行きのウエストジェット便に乗る予定だったミシェル・フィルポットさん。空港に到着してゲート前で目にしたのは、楽しそうな乗客たちの姿だった。 ニューファンドランド出身のミュージシャン、ショーン・サリバンさんとシェルドン・ソーンヒルさんの2人がギターとアコーディオンを弾き、周りにいた乗客たちが音楽に合わせて歌ったり踊ったりしていた。 この即興パーティーにはあらゆる年齢の乗客が参加。中でも1人の少年は情熱的な歌声を披露して声援を浴びていた。 搭乗時刻になると、ミュージシャン2人は楽器を置いた。ところがパイロットの到着を待つため、出発が30分遅れるというアナウンスがあった。 「全員が大喜びだった。
アトランタ(CNN) 地上に縛りつけられた生活から抜け出し、空中に浮かぶビルで自由に暮らせたら――。そんな願いをかなえる未来型の建物の構想が発表され注目を集めている。 米ニューヨークの建築事務所「クラウズ・アーキテクチャー・オフィス(CAO)」が発表した「アナレンマ・タワー」はなんと、地球周回軌道に乗せた小惑星からケーブルでビルをつり下げるという構想だ。 ビルは「ホーム」と呼ばれる都市の上空を拠点に、北半球と南半球の間を毎日行き来する。拠点都市としては、米国よりはるかに建設費の安いドバイが提案されている。 欧州宇宙機関(ESA)の探査機「ロゼッタ」が彗星(すいせい)に着陸し、米航空宇宙局(NASA)が小惑星のかけらを月の周回軌道に乗せる計画を進めるなど、宇宙開発技術の急速な発展とともに、構想が実現する可能性は高まっている。 設計担当者がCNNに語ったところによると、ビルの建材には軽量で耐久
(CNN) 9900万年前に生息していた恐竜の尾が、琥珀(こはく)の中に閉じ込められているのが見つかったとして、中国やカナダの研究者が生物学会誌の12月号に発表した。恐竜の色や姿を解明する手がかりになると期待されている。 琥珀は干しアンズほどの大きさで、中国の古生物学者シン・リダ氏が中国との国境に近いミャンマー北部の琥珀市場で見付けた。中身は植物だと業者は考えていたという。しかしシン氏は「中身は植物ではなく脊椎(せきつい)動物、恐らくは二足歩行の恐竜だと気付いた」「この標本がどれほど重要かを業者が理解していたのかどうかは分からないが、相手は値段をつり上げなかった」と話す。 論文共著者でカナダの王立サスカチワン博物館の古生物学者ライアン・マケラー氏は、シン氏からこの標本を見せられて「一生に一度の発見だ。細部まで3次元で見ることができる」と驚いたという。 マケラー氏によると。過去には恐竜時代の
トランプ大統領当選のニュースが流れた直後から、アメリカの各地でトランプ大統領を認めない人々が大挙して集まり、あちこちで同時多発的に抗議の声を上げながら行進しまくるというとんでもないことになっています。 まずはトランプ陣営勝利の瞬間から。 Trump comes out pic.twitter.com/ZbwYffWhzm— James O'Keefe (@JamesOKeefeIII) 2016年11月9日 「私はこの国を愛している。ありがとう、本当にありがとう」とトランプ氏。 Trump closes speech: “I love this country. Thank you. Thank you very much.” https://t.co/4VNXs6hHiT— NBC News (@NBCNews) 2016年11月9日 エンパイアステートビルには「トランプ当選おめでとう」
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