インターネットに親しまない高齢者は多い。「これまでインターネットなしでやってきたので、アナログ生活で満足」だったり、目が痛くなる。そもそも使い方が分からないからという意見を聞く。 高齢者は、何が原因でインターネットを避けるようになるのか。チューリヒ大学の調査結果が3月9日発表になった。 年齢によるデジタルディバイド 2008年の連邦統計局 ( BFS/OFS ) の統計によると、スイスのインターネット普及率はドイツに次いで世界で8位。65歳以上の人の使用率は、スイスはノルウェー、アイスランドに次いで3位と非常に高い。しかし、高齢者の使用率は、若者と比べ極めて低い。14歳から29歳までの若者のインターネット使用率は9割以上あるが、60歳以上になると5割未満にとどまる。しかも、高年齢者の中でも使用率は年齢に反比例する。 チューリヒ州大学老人病学専門のハンス・ルドフル・シェリンク教授グループが発
-8割がネットで「調べもの」、詳しくなりたい端末はPC>タブレット>スマホ- 自社が保有するシニアデータベースを対象に、「シニア・高齢者のインターネット利用」に関する調査を実施しました。 ● 調査対象:全国に在住するGFシニアデータベース ● 調査方法:アウトバウンドIVRによる電話調査 ● 調査時期:平成24年2月14日(火) 18:30~20:00 ● 有効回答件数:800件 <調査結果> ・ 所有する携帯電話のタイプは、普通のタイプ49.4%、スマホは僅か4.4% どのような携帯電話のタイプを持っているか質問したところ、「普通のタイプ」(49.4%)、「操作が簡単なタイプ」(43.5%)、「スマートフォンといわれる高機能タイプ」は僅か4.4%にとどまりました。女性の70代(65.8%)、80代以上(65.4%)の6割半ばが簡単操作の携帯電話を、男性50代(10.5%)のほぼ1割が“ス
著者プロフィール:竹林篤実(たけばやし・あつみ) 東大寺学園高校卒業、京都大学文学部卒業。印刷会社営業職、デザイン事務所ディレクター、広告代理店プランナーなどを経て、2004年にコミュニケーション研究所の代表。ブログ:「だから問題はコミュニケーションにあるんだよ」 2012年にはいろいろな問題が起こる。まずマヤの予言によれば、地球が滅びる年だという。ノストラダムスの大予言で大騒ぎした結果を知っている年代としては、「まあ、どうってことないだろう」と思っている(イスラエル・イラン問題は心配だけど)。 それより「オフィスビルは、どうなんだ」問題がある。リーマンショックの前、まだ景気が良かった時代に大量に建てられたオフィスビルが続々と完成し、とんでもない供給過剰に陥るという話である。が、これも本質的な2012年問題ではない。 マーケティング的に注目すべきは、団塊世代がいよいよ65歳に達することだ。
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