ブックマーク / courrier.jp (6)

  • ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ

    イスラエルは今後数日のうちに、歴史的な政策決定を下さなければならない。それは今後何世代にもわたってイスラエルの運命と地域全体の運命を左右しかねないものになるだろう。しかし、残念なことに、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の政治パートナーにそうした決断を下せる能力がないことは、すでに何度も示されてきた。 彼らが長年進めてきた政策によって、イスラエルは破滅の瀬戸際に追いやられている。しかし、彼らは過ちを悔いる様子も、方向を転換する様子も見せていない。このまま彼らが政権を握っていれば、イスラエルと中東地域全体は破綻するだろう。慌ててイランと新たな戦争を始めるのではなく、まずは過去半年の戦争における自分たちの失敗から学ぶべきだ。 戦争政治的目的を達成するための軍事的手段である。その成功を測るのは、目的が達成されたかどうかだ。10月7日の恐ろしい大虐殺の後、イスラエルは人質を取り戻し、ハマスの武装を解

    ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ
    ponkotsupon
    ponkotsupon 2024/05/01
    文中でハラリは敗戦直前の日本を例に出してるが、どっちかというと今のイスラエルは日清・日露で勝ち戦だった栄光に囚われたまま大陸で三光作戦やってた日中戦争時の日本に近いと思うの。
  • 英紙が指摘──「不足」と「制約」だらけの自衛隊は莫大な予算を得たところで有効に使えない | 防衛予算を増やして強化というのは「絵に描いた餅」なのか

    圧倒的な「経験」不足 防衛費増額を発表した後も、東アジア地域の緊張は高まる一方だ。4月、中国軍は台湾周辺で軍事演習をした。そんななか、軍事専門家は、日台湾有事に巻き込まれるリスクをいまだに過小評価していると警鐘を鳴らす。 「自衛隊は日を守るために今すぐ戦えるのでしょうか。もちろん、できません」と、フランスの戦略研究財団のアジアプログラム研究主任であるヴァレリー・ニケは述べる。日は防衛にさらなる資源を投入しているというメッセージを出したがっているものの、実際にできることはまだ極めて限られる、と彼女は主張する。 「問題は訓練です。能力はゼロではありませんが、戦争が起こるとは考えられていないでしょう。実際の戦闘を想像する必要がありますが、1945年以来、その経験はないわけです。彼らが採用する若者の多くは、自分たちが戦わなければならないとは思っていません」

    英紙が指摘──「不足」と「制約」だらけの自衛隊は莫大な予算を得たところで有効に使えない | 防衛予算を増やして強化というのは「絵に描いた餅」なのか
    ponkotsupon
    ponkotsupon 2023/05/23
    id:rider250 交戦規定は15年以上前に制定されてますよ。有事法制だって要改善の点はあっても枠組み自体は前から制定施行されてます。
  • 外国人大学講師が「現代日本の“進歩的な態度”は本物ではない」と言い切る理由 | それでも、やらないよりはずっとマシ

    近年、日の主要大学では、ジェンダーや気候危機などの主要な社会問題を大学運営にも反映させようという、以前に比べれば進歩的な姿勢がみられる。だが、日におけるこうした変化は欺瞞的なものだと、都内の大学で教える外国人講師の筆者は英メディア「アンハード」への寄稿で指摘している。日での生活で感じた彼の主張の内容とは。 一見かなり進歩したように見える日 23年ほど前、私が初めて日を訪れたときのことだ。当時日でとても人気だった、幼稚園が舞台のテレビドラマを観ていると、ある回で、明るい性格だった男の子が突然内向的になってしまうという話があった。 先生たちは何が原因かわからないのだが、まもなく母親が問題であることが判明する。彼女は自身のキャリアを追求するため、“身勝手にも”家事をおろそかにしてしまっていたのだ。怖ろしい! 母親は幼稚園に呼び出され、熟考の結果、仕事を辞めて主婦としての義務に専念する

    外国人大学講師が「現代日本の“進歩的な態度”は本物ではない」と言い切る理由 | それでも、やらないよりはずっとマシ
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    ponkotsupon 2023/01/29
    この論理を突き詰めると、著者自身も「白人男性の文化帝国主義とアジア人蔑視」でキャンセルされる可能性が普通に出てくるわけだが、あんまりその辺は考えてなさそう(逆にそこまで覚悟の上なら尊敬するが)
  • ユヴァル・ノア・ハラリ「プーチンが歴史的敗北に向かって突き進んでいるように見える」 | 国というものは、物語の上に築かれる

    開戦から1週間も経たないが、ウラジーミル・プーチンが歴史的敗北に向かって突き進んでいる可能性がますます高くなっているように見える。たとえプーチンがすべての戦闘で勝っても、この戦争は彼の負けになりうるのだ。 プーチンが夢見るのはロシア帝国の再興だが、その夢ははじめからウソの上に成り立つものだった。並べられたウソ八百は、ウクライナ当の意味では国ではなく、ウクライナ人も当の意味では国民ではなく、キエフやハリコフやリヴィウの住民はロシアの統治を待ち望んでいる、というものだった。 だが、実際にはウクライナは1000年を超える歴史がある国であり、モスクワがまだ村でもなかった頃からキエフはすでに大都市だった。ロシアの独裁者はウソを何度もついているうちに自分でもそれを信じるようになってしまったに違いない。 裏目に出た「プーチンの賭け」 ウクライナ侵攻を計画したとき、プーチンには、すでにわかっているこ

    ユヴァル・ノア・ハラリ「プーチンが歴史的敗北に向かって突き進んでいるように見える」 | 国というものは、物語の上に築かれる
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    ponkotsupon 2022/03/02
    侵略の危機に晒されて、今までは曖昧だった「国民」としての共同体意識がかえって強まるのは割と良くあるよね。インドも中国もそう。広く言えば幕末の日本もそうだった。
  • 日本のコロナ感染減を英紙が「驚きのサクセスストーリーだ」と報じる | 小規模だった反ワクチン運動、マスク着用習慣が奏功?

    8月には新型コロナウイルスの感染者が過去最多を記録した日だが、最近は急激な減少傾向が続いている。これについて、英紙「ガーティアン」が「崖っぷちからの復活:日はどのようにしてコロナの驚きのサクセスストーリーになったか」と見出しをつけて報じている。 イギリスは苦労しているのに 同紙は、8月13日に東京で新規感染者数が過去最多の5773人、全国では2万5000人超に達したことを挙げ、「東京五輪閉幕から数日後、日は新型コロナウイルスの大惨事に向かって突き進んでいるように見えた」と、約2ヵ月前の状況を説明。 その後、緊急事態宣言が解除されて約2週間が過ぎた今週、日全国で新規感染者数が減少し続けていることについて「2ヵ月間で日では驚くべきことが起きた」と記している。 さらに「8月以降、世界的には緩やかな減少となっているのに、イギリスを含むヨーロッパの一部では、感染のい止めに苦労している」と

    日本のコロナ感染減を英紙が「驚きのサクセスストーリーだ」と報じる | 小規模だった反ワクチン運動、マスク着用習慣が奏功?
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    ponkotsupon 2021/10/16
    ガーディアンの論説傾向やジョンソン政権批判を考慮すると、こういう報道も「他国は上手くやってるのにウチの政府や保守層ときたら」的な意図を込めてるんだろなぁとは思う。出羽守は日本特有の存在ではない。
  • フランシス・フクヤマの指摘「アメリカの問題の本質はアフガンとは別にある」 | この国の時代はとっくに終わっている

    アメリカのアフガン撤退によるタリバンによる急速な首都カブール制圧は世界に衝撃を与え、特に、アメリカに安全保障面で依存する国にはリスクを認識させられる機会にもなった。 一方、日系アメリカ人の国際政治学者フランシス・フクヤマは、アフガンでの失態自体は、アメリカの強国としての地位を揺るがすものではなく、問題は別にあるという──。 アメリカの時代の終わり アフガニスタンでは、アメリカの支援を受けてきた政権が崩壊し、首都カブールでは、国外に脱出しようとする市民が空港に殺到した。この恐ろしい映像からは、アメリカが世界から目を背け、世界の歴史が重大な分岐点にあると感じさせられた。 事の真相は、アメリカの時代は、とっくに終わっていたということだ。アメリカを弱体化させ、衰退を招いた長期的な要因は、国外というより国内にある。アメリカは今後も長年にわたって大国であり続けるだろうが、その影響力がどれほどまでになる

    フランシス・フクヤマの指摘「アメリカの問題の本質はアフガンとは別にある」 | この国の時代はとっくに終わっている
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    ponkotsupon 2021/08/30
    かつて『歴史の終わり』で自由民主主義の勝利を謳い上げた人物がこういう論評するの、冷戦崩壊は遠くなりにけり感がある。
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