中条あやみ主演、よるドラ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』― 毎週土 夜11時30分より放送中!<全8回>ミステリー作家・木元哉多さんの小説シリーズ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』を実写化した本作は、閻魔大王の娘である主人公の沙羅が、殺された被害者に“現世への行き返り”をかけて、誰に、なぜ、どのように殺されたのかを推理させる姿を描いた、異色のオムニバスミステリーです。 このドラマで閻魔大王の娘・沙羅を演じているのが、さまざまな映画やドラマで圧倒的な存在感を放つ、女優の中条あやみさんです。あの世の裁判官という、異世界のキャラクターを演じられた中条さんに、本作の見どころを語っていただきました。 あの世の裁判官〝閻魔沙羅〟を演じてー 私の演じる閻魔沙羅は、とてもSっ気のある天真爛漫な女の子で、何百年・何千年と閻魔堂にいて、亡くなった人を裁いているという設定です。閻魔大王の娘として、人間をどこか上から見ているという
8月放送のエンデ「モモ」のシリーズで、2011年にスタートした「100分de名著」がついに100シリーズ目を迎えました。そこで、歴代もっとも長く司会を務めた伊集院光さんと同じく歴代もっとも長くプロデューサーを務めたAが、裏話を交えながら100シリーズを振り返り、外からでは見えにくかった、番組の魅力の源に迫る対談を企画しました。前後編でお送りします。ぜひご一読ください。(構成:仲藤里美) ※写真は、対談開始前の約1分間ほどの時間で撮影したもので、対談本編は、ソーシャルディスタンス、換気、消毒などに十分な配慮をして行いました。 現実が変わって、本のジャンルが変わってしまった 伊集院 今年の4月には、2018年6月にやったカミュの『ペスト』が再放送されましたが、あれも見返していてゾッとしました。もちろんコロナ禍との類似性に震えたわけですが、それよりも、最初の放送からたかだか2年で、この本の「読み
8月放送のエンデ「モモ」のシリーズで、2011年にスタートした「100分de名著」がついに100シリーズ目を迎えました。そこで、歴代もっとも長く司会を務めた伊集院光さんと同じく歴代もっとも長くプロデューサーを務めたAが、裏話を交えながら100シリーズを振り返り、外からでは見えにくかった、番組の魅力の源に迫る対談を企画しました。前後編でお送りします。ぜひご一読ください。(構成:仲藤里美) ※写真は、対談開始前の約1分間ほどの時間で撮影したもので、対談本編は、ソーシャルディスタンス、換気、消毒などに十分な配慮をして行いました。 「見栄を張るな」と自分に言い聞かせていた プロデュ ーサーA (以下A) 「100分de名著」が、今年8月放送の『モモ』で100シリーズ目を迎えました。伊集院さんには2012年からこの番組の司会を務めていただいていますが、最初に出演が決まったときのことを振り返っていただ
6月16日、および8月20日にシュンが発信したツイートについて、多くの方々から、さまざまなご意見をいただきました。一連のツイートは、被爆された方々の手記やインタビュー取材に基づいて掲載しましたが、「差別を助長しているのではないか」というご批判も多数いただきました。戦争の時代に中学1年生が見聞きしたことを、十分な説明なしに発信することで、現代の視聴者のみなさまがどのように受け止めるかについての配慮が不十分だったと考えています。 また、手記を提供してくれた方が、1945年当時に抱いた思いを、現在も持っているかのような誤解を生み、プロジェクトに参加している高校生など関係者のみなさんにも、ご迷惑をおかけしたことをおわびいたします。 「1945ひろしまタイムライン」は、戦後75年がたち、戦争や原爆の記憶が薄れつつあるなか、若い世代に関心を持ってもらうため、身近なメディアであるSNSと放送を連動させた
今なお世界中の子供たちに人気が高い「ピノッキオの冒険」。イタリアの作家、カルロ・コッローディ(1826 – 1890)が1881年に執筆した児童文学の傑作ですが、ディズニー映画の影響で「嘘をつく悪い子がよい子に生まれ変わる物語」というマイルドなイメージが定着しています。ところが「ピノッキオは愛らしいキャラクターどころか筋金入りの悪童だった」「鼻が伸びるという逸話は嘘をつくことをそれほど戒めていない」など意外な事実が数多く描かれており、大人が読んでも楽しめる豊かなメタファーの数々が仕込まれています。そこで、「100分de名著」では、瑞々しい人間描写、辛辣な社会風刺を通して、「人間の心のあり方」「社会の矛盾」な見事に描き出したこの作品から、大人をもうならせる奥深いテーマを読み解いていきます。 一本の棒きれがジェペットさんによってあやつり人形に。ところが制作の途中から暴れ出すこの人形は人間のコン
「幼い頃に養父から受けた性虐待。実の母にも救ってもらえなかったことで私の心の中にある”怒りのコップ”はすでに満杯なんです」 こう話すのは、漫画家のヤマダカナンさん(42)。 つらい性虐待の体験を漫画で描くことで、そんな自分自身と向き合ってきました。 千葉放送局 虐待取材班:杉山 加奈 ヤマダカナンさんが3年前に出版したエッセイ漫画「母になるのがおそろしい」。 幼い頃に虐待を受けた経験や、母になることへの不安や悩みがつまびらかに綴つづられています。 母親に対する父親のDVが原因で、両親は1歳の時に離婚。 ヤマダさんが8歳の時、母親は当時働いていたスナックの客と再婚しました。 それから一緒に生活するようになったこの養父から性虐待を受け、ヤマダさんは強いショックを受けたといいます。 「小学校4年の時に母親がいない夜に養父が部屋に入ってきて、上に乗られて、キスをされたり、舌を入れられたり、腰を押し
総理大臣官邸に、いつ、誰が、何の目的で訪れたか―― それを知る手がかりになる文書があることが分かった。 当初は情報公開でほぼ開示された、貴重な文書。ところが、一転して突然「黒塗り」に。いったい、何が起きたのか? (中村雄一郎、横井悠) 官邸訪問者の記録「存在しない」のか… 総理大臣官邸は、報道各社が番記者をおいて、そこに出入りする人たちを日々取材している。この記事を読んでいる方なら、新聞にもある「首相動静」の欄を見たことがあるだろう。 官邸は日本の最高の意思決定機関。ある政策がいつ、誰によって決定されていくのか、検証する上で欠かせない。だから、こういう取材をしている。 しかし、官邸の敷地への出入り口は少なくとも4か所あり、すべての訪問者を把握するのは容易ではない。秘密裏に面会を求めるケースもあるという。 なんとか、把握できる手段はないものか。そこで、毎日新聞社がこんな手段を使った。 ことし
何度練習しても、漢字が書けないという少年がいます。 彼は都内の中学3年生。苦しんでいるのは、いまだ原因不明の障害のせいです。 彼にとって、「学ぶ」とは一体どういうことなのか。 そして彼のような障害がある人たちに、手は差し伸べられているのか。 1人の少年を通じて見えてくる、いまを取材しました。 (政治部 並木幸一) 字が、書けない 都内の中学3年生が書いた、理科のテストの解答用紙です。 こちらは、彼がパソコンで打ったものです。何を書こうとしていたかがわかります。 「光の直進」「乱反射」「全反射」… 問題を解く力はありますが、解答用紙に記入できないのです。 8年前、彼は“読み書き障害”と診断されました。発達障害の中の学習障害の1つです。 “読み書き障害”に詳しい国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の稲垣真澄部長によれば、いまだ原因は分かっていないといいます。 「この障害は1896年にイ
去年、一人の日本人女性が、スイスで安楽死を行った。女性は重い神経難病を患い、自分らしさを保ったまま亡くなりたいと願っていた。患者の死期を積極的に早める安楽死は日本では認められていない。そんな中で、民間の安楽死団体が、海外からも希望者を受け入れているスイスで安楽死することを希望する日本人が出始めている。この死を選んだ女性と、彼女の選択と向き合い続けた家族の姿は、私たちに何を問いかけるのか見つめる。 出演者ほか 【語り】森田美由紀 チャンネル 2019年6月2日(日) 午後9時00分(50分) 2019年6月5日(水) 午前0時35分(50分) 2019年10月25日(金) 午後11時50分(49分) 2019年12月28日(土) 午後3時05分(50分)
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2018年03月09日 (金)乳幼児もストレス!? 保育園預けはじめに注意 ※2018年2月19日にNHK News Up に掲載されました。 4月から復職に向けて準備を進めている人たちのもとに、認可保育園の入園可否の通知が届く時期ですね。「認可落ちた!このままでは春から復職できない!」「どこでもよいから子どもを預かってくれる園を探さなきゃ!」インターネット上には、預け先が見つからずに焦る声があふれています。 こうした中、気になるデータがあるのをご存じでしょうか? 保育施設の預けはじめの時期に、乳幼児の「突然死」が多く起きているというのです。 ネットワーク報道部記者 角田舞・野田綾・玉木香代子 <慣らし保育は自治体・施設によりまちまち> 子どもが保育園に通いはじめる際、多くの園では最初に「慣らし保育」の期間を設けています。 例えば、記者
「ヴ」 皆さんは、この文字、発音を普段どれくらい使っているだろうか? この春、世界からこの「ヴ」が消えようとしている。 といっても国名の話だ。 「セントクリストファー・ネー『ヴ』ィス」というカリブ海の国の名前が「セントクリストファー・ネービス」に、そして「カーボ『ヴ』ェルデ」というアフリカにある島国が「カーボベルデ」に変わる。これで日本語の国名からは『ヴ』がなくなるのだという。 なぜ変わるのか、そもそも外国の日本語名ってどうやって決めているのか。そんな外国にまつわる日本語の不思議を探ってみた。 (政治部・外務省担当 小泉知世) 国名ってどうやって決まるの? 「ヴ」の消滅を知ったきっかけは、1月から始まった通常国会だった。 この国会に外務省が提出している唯一の法案が「在外公館名称位置給与法」の改正案だ。 この法律は、海外にある日本の大使館や総領事館の名前、それに海外で働く職員の手当などを定め
発達障害の「困りごと」を抱えた当事者の経験を、2分間のアニメで表現する「ふつうってなんだろう?」が、11月11日から総合テレビとEテレの番組と番組の間、いわゆるスポットで放送されます。 各話それぞれ異なる症状で悩む5人が登場し、「ご本人」がナレーションを担当。アニメも毎回違う方が制作をしており、個性豊かな映像になっています。 ――登場する5人は、それぞれどんな症状と闘っているのでしょうか? 文字を読むのが苦手だったり、「アスペルガー症候群」を周囲から理解してもらえないことによる「うつ」と「睡眠障害」、「コミュニケーション障害」、味覚・聴覚・視覚の「感覚過敏」、注意して話を聞いていても、突然音声が聞こえなくなってしまう...などの症状です。 ――制作する上で心がけたことは? いまその症状を抱えている方のリアルな声で「僕は世の中をこういう風に見ています」「日常生活でこんな困難を抱えています」と
全3回の脚本と、第2回のみ演出を担当した戸田幸宏と申します。 個人的な記憶を書きますが、どうかお許し下さい。 1995年、当時24歳だった私は出版社で働きながら脚本家をめざしていました。 野沢尚、野島伸司、坂元裕二などといったスター脚本家が若くして活躍している時代、 夜を徹して脚本を書いてはコンクールに応募するものの、落選ばかりの日々でした。 思いがけず、私の書いた脚本が青年漫画誌の「原作大賞」を受賞しました。 漫画の世界では、作画を担当する漫画家と分業して、物語のみを脚本形式で書くことを「原作」と称しており、 例えば梶原一騎、小池一夫、武論尊などが、「漫画原作者」です。 私の書いた物語は、「ニュースキャスターが、『ゲイという秘密を暴露する』と脅迫を受け、顔の見えない犯人と、 水面下で闘う」といった内容でした。 当時LGBTという言葉はなく、私にはゲイに関する知識などまったくありません。
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