「街で、『蛭子さん、認知症になったんだってね』と話しかけられても俺は平気です。むしろ公表して生きやすくなったように感じます。」(撮影:本社写真部) 2020年7月に放送された健康バラエティ番組の中で、初期の認知症と診断された蛭子能収さん。あれから半年、コロナ禍で外出がしにくい今、どのように過ごしているのでしょうか。蛭子さんの記憶や説明を補うため、長年にわたり彼を支えてきたマネージャーにも同席してもらいお話を聞きました(構成=丸山あかね 撮影=本社写真部) 【写真】女房に捨てられたら生きていけません * * * * * * * ◆ちょっとずつもの忘れがひどくなって 蛭子 あ、今日は『婦人公論』さんの取材なんだ。はじめまして。 マネージャー(以下、マネ) 以前にも何度かお世話になっています。 蛭子 えっ! 前にも? 覚えてない。イカンなぁ。また認知症が進行したんじゃないかな、俺……。 マネ 大
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