インド・ニューデリーの、商業地区コンノート・プレース近くにある巨大空気清浄設備「スモッグタワー」の建設現場(2021年7月21日撮影)。(c)Money SHARMA / AFP 【7月25日 AFP】大気汚染で悪名が高いインドの首都ニューデリーで、大型の送風機40台を備えた高さ25メートルの巨大空気清浄設備「スモッグタワー」を建設し、中心部にある高級ショッピング街に向けてきれいな空気を送り込む計画が進んでいる。 ただ、総額200万ドル(約2億2000万円)の設備をめぐっては、世界有数の大気汚染都市では役立たずだと疑う声も強い。 スモッグタワーは、おしゃれな店やカフェが立ち並ぶコンノート・プレース(Connaught Place)の半径1キロの空気をろ過するための設備だ。英植民地時代の建物が立ち並ぶコンノート・プレースは、毎年冬になると黄灰色のスモッグに覆われる。 プロジェクトの責任者は、