2018年6月13日のブックマーク (2件)

  • (リサーチラボ)わが国の自然利子率の決定要因 : 日本銀行 Bank of Japan

    わが国の自然利子率の決定要因―DSGEモデルとOGモデルによる接近― 須藤直、岡崎陽介、瀧塚寧孝(日銀行) Research LAB No.18-J-2, 2018年6月13日 キーワード: 自然利子率、DSGEモデル、OGモデル JEL分類番号: E20、E32、E43、E44、E52、J11 Contact: nao.sudou@boj.or.jp(須藤) 要旨 自然利子率は、直接観察できないため、様々な手法による推計を基に総合的に判断することが必要である。稿は、構造型アプローチを用いて自然利子率を分析した岡崎・須藤(2018) [PDF 1,122KB]と須藤・瀧塚(2018) [PDF 1,218KB]の結果を基に、自然利子率の動向や変動要因、先行きの自然利子率への人口動態要因の影響について整理する。 これら構造型アプローチおよび他の手法によるそれぞれ異なる推計結果を総合的に判

    (リサーチラボ)わが国の自然利子率の決定要因 : 日本銀行 Bank of Japan
  • (論文)人口動態の変化と実質金利の趨勢的な関係 : 日本銀行 Bank of Japan

    2018年6月13日 須藤直*1 瀧塚寧孝*2 全文 [PDF 1,218KB] 要旨 出生率の低下や長寿化に伴う人口構造の高齢化と、実質金利の趨勢的な低下は、過去数十年、多くの先進国で共通して観察されており、こうした高齢化が今後も進むとの見方のもとで、実質金利がゼロを下回る水準まで低下するとする分析も存在する。稿では、日経済を模した世代重複モデルを用いて、少子高齢化が実質金利に与える影響を分析している。分析の結果、過去50年間に生じた実質金利の低下幅640ベーシスポイントのうち、270ベーシスポイント程度が、出生率低下による労働力人口の減少と長寿化に伴う予備的貯蓄といった人口動態の変化に起因することが分かった。一方で、先行き50年間に予想される人口動態の変化については、実質金利を現在の水準から大きく乖離させる程の効果は持たないこともわかった。これは、今後、出生率低下の鈍化と長寿化の頭

    (論文)人口動態の変化と実質金利の趨勢的な関係 : 日本銀行 Bank of Japan