2019年3月4日のブックマーク (1件)

  • スコット・サムナー「魔法の杖は振れないのだよ」

    Scott Sumner ”Magical thinking”, The Money Ilusion, February 21st, 2019 ポール・クルーグマンがMMT(現代金融理論)を批判する記事をいくつか書いている。彼は礼儀正しくも,ゼロ下限においてはMMTの政策提案は緊縮の擁護者ほどは悪くないと指摘している。しかし奥底ではこのモデルが純然たる狂気であることに気づいているに違いない。 ステファニー・ケルトンの返答は,その思想について明確な説明を与えることができないというMMT派の長き伝統に連なるものだ。莫大な財政赤字はやがて金利が納税者にとって大きな負担となって圧し掛かるほど高まるまで公的債務を積み上げかねない,というクルーグマンの懸念に対する彼女の回答は以下のとおり。 まず,経済学者ジェームズ・K・ガルブレイスが説明したように「金利の仮定には悪魔が潜んでいる」。審判の日シナリオを

    スコット・サムナー「魔法の杖は振れないのだよ」