2013年11月マ日 今日の閉店間際、やけに貫禄のある初老の紳士が店に来た。見るからにヤクザ、という風体ではないのだけど、あの貫禄は堅気ではなさそう。で、発した第一声が「ヤクザの本ある?」なのだ。 また都合がいいのか悪いのか、マニタ書房には「ヤクザ」なんてコーナーがあるわけで、恐る恐るその場所を案内して差し上げると、しばらく吟味なさったあと、山口組六代目の写真集など数冊を買っていかれた。ビビるぜ。 激撮・六代目時代―写真で見る山口組史 (メディアックスムック 322) メディアックスAmazon 2013年11月ニ日 午後に店へ出勤し、まだ路面へ看板を出さずに4階のドアを開け放って作業していたところ、お客様が階段を上がってきた(そういうことはたまにある)。まだ開店前ですよ、と追い返してもいいのだが、せっかく来てくださったのだから「どうぞ」と招き入れる。 お客様は店内をひと回りしたあと、「底