世界文化遺産への登録を目指している大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」について、ユネスコの諮問機関は世界遺産に登録することがふさわしいとする「記載」の勧告をまとめました。これにより、「百舌鳥・古市古墳群」はことしの世界遺産委員会で世界文化遺産に登録される見通しとなりました。 ユネスコの諮問機関「イコモス」は現地調査などを行った結果、世界遺産に登録することがふさわしいとする「記載」の勧告をまとめました。 今回の勧告は4段階ある評価のうち最も高いことなどから、「百舌鳥・古市古墳群」はことしアゼルバイジャンで開かれる世界遺産委員会で、正式に世界文化遺産に登録される見通しとなりました。 国内の世界遺産は現在、文化遺産が18件、自然遺産が4件です。 「百舌鳥・古市古墳群」は、大阪府南部の堺市と羽曳野市、藤井寺市にまたがる2つの古墳群で、4世紀後半から5世紀後半ごろに造られた49基の古墳からなります。 巨大