オランダの首都アムステルダムの自宅で写真撮影に応じるローラン・シモンズ君(2019年11月21日撮影)。(c)Kenzo TRIBOUILLARD / AFP 【11月23日 AFP】オランダに住むベルギー人少年のローラン・シモンズ(Laurent Simons)君は、他の9歳児と同じく、テレビや家族の飼い犬が好きだ。だが一方で、人工臓器を作りたいとも思っており、間もなくその道に進むための学位を手にする見込みだ。 ローラン君は来月、オランダのアイントホーフェン工科大学(Eindhoven University of Technology)から電気工学の学士号を授与され、世界で最も若くして大学を卒業した人物の一人となる予定。通常3年間かかる学士課程の修了にかかった期間はわずか9か月だ。 オランダの首都アムステルダムでAFPの取材に応じたローラン君は、自分の偉業に浮かれた様子を見せず、「普通」