＜八ッ場ダム＞地元が国交相と１月に会談へ（毎日新聞） - Yahoo!ニュース鳩山内閣が建設中止を表明した八ッ場ダム（群馬県長野原町）の地元住民で作る「八ッ場ダム水没関係５地区連合対策委員会」（萩原昭朗委員長）は１７日、前原誠司国土交通相からの会談の申し入れについて協議し、来年１月２４日を軸に受け入れる方針を決めた。水没地区の住民と国交相の会談は初めてとなる。 協議は高山欣也・長野原町長や水没地区の住民代表ら約４０人が出席。賛否両論が出たが、「生活再建を直接訴えるため」などの理由で、会談の申し出を受け入れることになった。ただ、１０年度予算の行方を見る必要があるなどの意見も出て、国交相の申し入れ通りの１２月２０日ではなく「来年１月２４日か３１日に会いたい」と全会一致で結論づけた。 前原国交相は９月の就任直後にダムの建設中止を表明した。９月２３日に現地を視察した際、地元住民と意見交換会を開こうとしたが、地元は突然の中止発言に反発し、出席を拒否していた。【奥山はるな】
