3月11日に大地震と原発事故が起こってから、 ニュースをいろいろ見ていて一番強く感じた事は、 相変わらず日本のマスコミは、 情報を流すためにあるのではなく 政府の宣伝機関兼営利企業なのだなあ、 ということだった。 マスコミはこれまでの歴史の中でも 世論を操作するためにいろいろやってきたわけだが、 ここまで情報化された社会でまだそんなことをやっている というのは、少し驚きだった。 携帯電話かパソコンさえあれば、 NHKや読売のニュースを見るかわりに New York Times や Wall Street Journal を 見ることはいとも簡単なことだ。 英語が読めなくても、誰かが日本語で要点を Twitter なりブログなりに書き込めば、 情報は伝わってしまう。 そんな社会でも、なおテレビや新聞の報道は 世論に対して大きな影響力を持っており、 そうした情報しか手に入れることができない 情