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ブックマーク / stockkabusiki.blog90.fc2.com (7)

  • 実践して分かった「時間管理」の効用 :投資十八番 

    去年は、今まで以上に時間の効率的かつ効果的な使い方を模索し続けた一年でした。 今年はそれをさらに向上させ定着させることを目標とします。 考えてみれば、時間の使い方は私を含めて20代〜30代といった若年層にとって重要です。なぜなら、この世代のほとんどの人々にとって時間は唯一の資だから。有効活用できれば将来の収穫の糧となる時間という資は、若いほど多く持っています。自分なりの時間管理法を早めに身に付けることの効用は計り知れないです。方法は人それぞれで合ったものを模索するべきなんでしょうが、基は同じだと思うので私が実践している方法を紹介します。

  • ドラッカー流セルフマネジメント法 :投資十八番 

    ドラッカーはいいます。一流の仕事をするには、まず自己の強みを知ること。そして、仕事の仕方を知り、学び方を知る。価値観を知る。自己を知ることで、得るべき所がわかり、なすべき貢献が明確になる、と。 これは、エッセンスが凝縮されたドラッカー論文集で紹介したHBR6月号に掲載されていた1999年発表の論文「自己探求の時代」の要約です。もう少し詳しく紹介してみましょう。 自己の強みは何かを知る 自己の強みを知るには、フィードバック分析しかない。すなわち、なすべきことを決めたり、始めたりしたならば、具体的に書き留めて置くのである。そして、九ヶ月後、一年後に、その期待と実際の結果を照らし合わせなければならない。私自身、これを五〇年続けており、そのたびに驚いている。 自己について知るうえで、最も重要なのは強みを知ることだとドラッカーはいいます。強みを知るには、自分が行ってきた実績や行えなかったことを記

  • お金について心得えておくべき5つのこと :投資十八番 

    お金とどうやって付き合っていくか、というのは重要な問題です。多くの関連書籍が出回っていて参考になりますが、まず抑えておくべきは資産運用法といった小手先のテクニックではなく、もっと大きなプロットだと私は思っています。 Everything You Ever Really Needed to Know About Personal Finance on the Back of Five Business Cards(the simple dollar) にお金との付き合い方のプロットとしてわかりやすい絵図がありますので、引用しつつどういうことなのか紹介します。

  • 行動しない並の人より行動する阿呆 :投資十八番 

    龍馬の兄権平の長女に春猪がいます。龍馬と春猪の年齢は8つしか離れていなかったので、兄弟のように仲がよかったようです。この春猪と結婚して権平の養子となった人物が坂清次郎で、彼は、結婚後、維新直前に脱藩して龍馬の海援隊に参加しますが、龍馬の清次郎に対する評価はよくなかったようです。 子を残して脱藩した清次郎に対しての龍馬の評価は著しく、龍馬の姉の乙女の手紙には「何も思惑のない人」と書いている。(Wikipedia) 度量が広いというイメージがある龍馬ですが人を見る目は厳しかったようですね。この原文が面白いので紹介します。 同人も兼而御申越ニてよろしき人物としてよろこび候所、色々噺聞候所何もをもわくのなき人ニて、国家の御為命すてるにくろふハせぬ位なものニて、当時私ハ諸生五十人斗ハつれており候得ども、皆一稽古も出来候ものニて、共に国家の噺しが出来候。 清次郎ハただつれてあるく位の事ニて

  • 新聞社が「紙」にこだわる理由 :投資十八番 

    下部に、「加盟103紙一斉掲載」とあるので、主要な新聞すべてにこの広告が掲載されたのでしょう。この広告では、野口英世の母が、海外にいる息子に宛てた手紙もあわせて掲載されてありました。 文末の、「はやくきてくたされ。はやくきてくたされ。はやくきてくたされ はやくきてくたされ。いっしょ(一生)のたのみ(頼み)て(で)あります。」を読んで、長く会ってなかった母を想い、野口英世は胸を打たれたのではないでしょうか。 手紙で感じる「味」は、書いた人の個性がにじみ出ているからでてくるものです。 この広告で新聞協会が訴えたかったのは、「紙の新聞をもっと読んでね」ということでしょう。しかし、来、新聞に価値があるとすれば、それは「情報」そのものに対してであるはずです。決して「紙」に質的な価値があるわけではありません。新聞社(に限らず出版社もそうですが)は、紙と新聞(または書籍等)を一体不可分運命共同体

  • インターネットが次に破壊するもの :投資十八番 

    インターネットはこれまで多くの市場を破壊してきました。ITバブルがはじまった1990年代末期に、インターネットは「既存のビジネスモデルの破壊者」であるとさかんにいわれていましたが、私は正直理解できませんでした。それから10年たった現在、結果としてインターネットが多くの市場を破壊したというのは現実となりました。書籍、音楽、マスメディアはインターネットによってビジネスモデルが根から変わりましたし、流通経路の中抜きによって卸や小売の存在意義が問われています。破壊によって新しいビジネスチャンスが生まれる一方で、旧来のビックビジネスは岐路に立たされています。この潮流はここ数年でますます加速してきたように感じます。 広告は現在のところインターネットによって決定的にビジネスモデルが破壊されたわけではないですが、テレビや新聞などのマスメディア媒体が弱体化すれば一蓮托生です。加えて広告産業の主要プレーヤー

  • 自分の市場価値 :投資十八番 

    勤めていた会社を退職し会社を興す知人がいます。 知人は30代前半で、業種は伏せますが名の知れた企業に新卒入社以来10年働いてきたけれど、数年前から独立することを考え、それに向けて準備を続けてきたといいます。退職後すぐに設立の準備に入り、来年1月に設立登記をおこなう予定であるとのこと。資金は1000万円。500万円が自己資金、その他を友人知人から拠出してもらうらしい。先日その知人と飲んだときに、「自分の市場価値」という言葉が何度もでてきたのが印象的でした。 この「市場価値」という表現はよく見聞きします。市場価値とは、来物品やサービスが市場で取引されている価格を表す経済的な概念です。「自分の市場価値」という場合は、己を一種の物品とみなし、労働市場で付される価格ということにほかなりませんが「自分の市場価値」はいくらであるかを測定するのは難しいことです。 「来、僕は1000万円の市場価値

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