ゲーム機で英単語力、5か月使用で4割前後増える…京都・八幡の男山東中 市教委、5月から全中に拡大 携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」を英語の授業で実験的に使用していた京都府八幡市立男山東中学校で、ゲーム機を使った3年生の英語の語彙(ごい)が5か月間で4割前後増えていたことが、上智大文学部准教授らの調査でわかった。市教委は、英語の基礎教育に効果がみられたとして、ゲーム機600台を購入し、今月から全市立中4校の2年生(対象生徒約550人)の授業に導入した。 ゲーム機は、専用のペンで英単語を画面に記すと、その発音が音声で流れる仕組み。ソフトは東京のソフト開発会社が制作し、1800語が収録されている。同校では、昨年9月から約5か月間、当時の3年生の希望者49人を対象に、英語授業の冒頭10分間にこのゲーム機を使って英単語の学習を進めてきた。 調査は、ゲーム機導入にかかわった上智大文学部の池田真准教