2023年04月21日 広報課 法政大学で学びたい方へ 在学生・保護者の方へ 卒業生の方へ 企業・研究者・地域・一般の方へ ご寄付・ご支援をお考えの方へ 学生生活・スポーツ グローバル教育・留学
中国外務省の案内で、日韓など外国メディアが4月29日、中国黒竜江省のハルビン駅構内にある朝鮮独立運動家・安重根(アン・ジュングン)の記念館を訪れました。記念館は1月19日に開館し、約100日で6万人以上が訪れています。 1909年10月、日本の朝鮮植民地化に反対する安重根は、ハルビン駅で初代韓国統監を務めた伊藤博文元首相を射殺。韓国では独立の英雄です。しかし日本政府は安重根を「テロリスト」(菅義偉官房長官)と指摘しています。 昨年6月の中韓首脳会談で、記念館設立が決定。記念館は、日本政府の歴史認識問題に対する中韓の連携強化の象徴的存在とされています。 日本メディアは記念館の副館長を囲み、「日中関係に悪影響があると思わないのか」「安重根は殺人者ではないのか」などと次々に質問。副館長は「安重根の義挙は東洋平和のため。記念館建設も東洋平和のためだ」と答えました。 それを聞いていた韓国メディアの記
これは陰謀論でもトンデモでもない、真面目な話。最近に安重根へ言及した*1こともあって、テロリストとしての伊藤博文について色々と考えている。 たとえば、番組改変期の2時間特別ドラマとして、伊藤博文の生涯を追ってみると、けっこう面白いものができると思うのだ。 一例として、ハルビン駅から物語を導入してみてはどうだろうか。駅ならば人数が少なくても群集を描写でき、制作費が安くても相応に豪華な雰囲気が出ることだろう。 そして群集に紛れた安重根が凶弾をはなつ。倒れる伊藤博文と、捕縛される安重根。 生死の境界を一時さまよう伊藤博文の記憶は、走馬灯のように過去へさかのぼる。それと並行して、安重根が独立運動に挫折し、暗殺を行うにいたった経緯を描く。過去へ向かう物語と、未来へ向かう物語。そしてドラマの結末で、二人の姿がテロリストとして重なりあう…… さて、こんなことを考えるようになったきっかけについても話そう。
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