「類似の事件が思い浮かばない」ーーこの事件の特徴はどこにあるのか? 他に類似の事案がすぐに思い浮かばない、珍しい事件です。被害者の人数からしても、戦後最大級の大量殺人事件といえます。 大量殺人はいくつかのパターンに分けることができます。 ・戦前の津山事件(※1938年、岡山県津山市の集落で、一晩で30人が犠牲になった殺人事件。加害者は自殺)のように、地域に対して強い恨みを持っている。 ・日本赤軍(※1972年、イスラエル・テルアビブ空港で銃乱射事件などを実行)やオウム真理教(※1995年の地下鉄サリン事件などを引き起こす)のような自身の政治的、宗教的な主張をアピールするテロ事件。 ・近年の秋葉原事件(※2008年発生の通り魔事件。7人が死亡)や池田小事件(※2001年、大阪・池田市の大阪教育大付属池田小に男が侵入し、児童8人が死亡)のように有名な場所で不特定多数を殺害する。 これも日本の殺
柏レイソルとの開幕戦はオイラにとって醜いものになってしまった。 試合そのものは、新生FC東京にふさわしい見応えのあるものだったに違いない。「違いない」と書いたのは、ある一人のサポーターのために観戦を台無しにされたからだ。 以下、長文てす。 台無しにさせたサポーターを仮に「莫迦者(ばかもの)」と呼ぶことにする。 試合会場である日立柏サッカー場は狭くゴール裏は朝の満員電車のようにひしめき合っている。観客席とピッチの距離は近く、選手の息遣い、駆け上がりの迫力はリーグ屈指で、興奮度の高いスタジアムだ。 莫迦者はゴールマウスをはさんで心臓部とは反対側の最前列、オイラの目前にいた。周りは女性サポ、家族連れも多く、いわゆる「ゆるい」応援と「熱狂」応援が入り混じっているエリアだ。 莫迦者は、年齢推定30代中頃、東京のTエンブレムをあしらった青いパーカー、黒いニット帽といったいでたちだ。 莫迦者とのやり取り
サッカーの戦術解説なら日本一のジャーナリスト西部謙司さんの講演会に行ってきた。難解でマニアックな講演かと思ったが、“にわかサッカーファン”の私でも理解できるように説明してもらえたので、大満足だった。 戦術リストランテⅡ出版記念トークイベント サッカー戦術ナイト~出張リストランテin阿佐ヶ谷ロフトA~ 出演 西部謙司(サッカージャーナリスト) 北健一郎(スポーツライター) 浅野賀一(footballista編集者) 内容 ・前半 「日本代表編」 イベント前日に行われたW杯最終予選“日本vsヨルダン”のレビュー。 西部さんの意見を要約すると日本の積年の弱点である「セットプレイで高さがない」ことと「広いスペースをドリブルされると止めれない」ことの二つが出てしまった試合とのことだった。 二つの失点シーンをビデオを観ながら詳しく解説してもらった。特にコーナーキックでの失点のメカニズムは面白かった。
さて、昨日はJ1開幕。 今日はJ2も開幕です。 我々の気持ちは最高に昂ぶっています。 ぼくは2日で5試合観ました。オフシーズンがつまらなかったので楽しくて仕方がありません。 でも、この気持ちはJリーグファン以外には伝わらないかもしれません。 今ヤフーのトップにはこのニュースが載っています。 千葉、開幕戦黒星…サポーター抗議の“軟禁”でバス出発遅れる 3月2日21時16分時点で、この記事がトップニュース。 他のニュースはクリミア半島情勢、ヘイトスピーチや赤西仁などです。つまり普段Jリーグに全く関心を持っていない人も読む位置にあります。ヤフートップに載ると膨大なアクセスが想定されます。 スポーツニュースのほうにも当然載っています。 フォルラン不発、千葉サポ居座り、ラモス岐阜が白星というのがトップニュースです。3つ載っているのはいいことです。特にJ2の岐阜が取り上げられているのはラモス効果です。
事件をめぐる相関図事件をめぐる経緯 【佐々木敦斗、鈴木春香、清宮涼】広島県呉市で起きた、死体遺棄事件。若者7人が逮捕されて1週間が経ち、不可解な動機の一端が見えてきた。そこには、スマートフォンの通信アプリ・LINE(ライン)という新たな交流空間に特有の「集団心理」が影を落としている。 「人間じゃない。死ね」 「殺したるわい」 「おー来いや」 6月28日未明、逮捕された無職少女(16)と被害者の元同級生(16)がLINEでやりあった。 「やれやれー」。誰かが書き込み、はやし立てた。50人ほどのグループが閲覧するだけでなく、別グループのLINEに転写、転送され、広がっていった。 拡散されたこのやりとりを、自宅近くでたまたま見ていたのは県内のアルバイト少年(16)。無職少女たちは実際に会ってけんかを始めそうだったが、2人とは面識がない。 ところが、繰り返されるやりとりから、自分の
【広島・少女殺害】 出頭前の無職少女 「でてきてまた、あそぼーね」「けじめつけてきます!!ぢゃあ、いってきます」 1 名前: コーニッシュレック(山梨県):2013/07/19(金) 18:51:15.65 ID:phaygh7g0 ころしたんよ…LINEで道連れ、遺棄少女ら 無職少女は今月10日頃になって、ある友人にLINEを使って事件の告白を始める。 「今日自首しにいく」「(元同級生を)ころしたんよ」「殴って蹴って根性焼きしよおて気づいたらしんどった」。「(遺体は)はいがみねにあるよ」「投げ捨てた」。淡々とした書き込みから、話はいきなり、将来に飛ぶ。 「正直いつでてこれるかわからんけど、でてきてまた、あそぼーね」 大勢の友人が目にする欄にも「けじめつけてきます!! ぢゃあ、いってきます」 と書き残し、今月12日に出頭した無職少女。友人たちの反応は「本間(ほんま)に よかった!」。やりと
「悪いことをしたら反省するのが当然」「反省してもらわなきゃ困るよね」って考えてると、どんどん犯罪者が増えるよ。 ええええー!? さらに、自分の子供を犯罪者にしてしまうよ。 って、ええええー!? どゆこと? と驚きながら読み進めていった。 『反省させると犯罪者になります』 すごいタイトル。 でも、読んでいくうちに納得してしまう力がこの本にはある。 第3章に、女優酒井法子の事例が登場する。 覚醒剤取締法違反で逮捕された彼女は、“自らが犯した事件を謝罪する目的で、「贖罪」というタイトルの著書を出版”する。 これが、まさに「模範的な反省文」になっているのだ。 “これでは自分自身をみつめたことにはなりません。酒井さんには失礼ですが、書名を「贖罪」とするには、内容としては表面的でしかありません”。 また、保釈された後の記者会見での言葉を引用し、“自分の弱さ故に負け”“自分の弱さを戒め”“二度と手を出さ
http://www.crdc.gifu-u.ac.jp/cerd/scs/resume2k7/scs20070706sugimura.pdfより 性暴力の動機目的は、性的欲求の充足ではない。攻撃、支配、優越、男性性の誇示、接触、依存などさまざまな欲求を、性という手段を用いて自己中心的に満足させようとする「暴力」の一種。被害者選択と加害者特性被害者の確定基準は、加害を遂行できそうかどうか、うまくいきそうかどうかにある。加害者は「獲物」を探すともなく探す「狩人」であり、「獲物」獲得のためには、粘り強い。一番多いタイプの加害者は、比較的勉強ができ、「普通の」家族がいて、特に問題がないとおもわれてきた。「被害者はいやがっていなかった」と本気で考えている。親のいうことを聞く「よい子」であり、親も子も「無理に勉強させてきた」とも「させられてきた」とも感じていない。(中略)親はかわいがってはいるが、そ
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