第3章■作曲家という仕事 ♪次に「作曲家」という職業について詳しくお聞きしたいんですが。まず、えーと、作曲家というのは…職業…ですよね? うーん、あまり自信はありませんね(笑)。作曲家になってからもうかれこれ25年ほどになりますけど、いまだに「職業」を「作曲家」と言い切るのにはどうも抵抗があります。はっきり言って「作曲家」と言うのは、働いて、報酬をもらうという正しい意味での「職業」ではないですからね。 ♪そうなんですか? 同じ音楽家でも、「演奏家」は職業として分かりやすい。1回コンサートで演奏すれば「出演料」が収入になりますからね。そして、有名になり人気が出ればその「金額」が高くなり、たくさん演奏すればその分だけ収入は多くなる。「仕事」と「報酬」の構図がハッキリしているわけです。でも、作曲家にはそれがない。 ♪でも、曲を書いて報酬をもらっているわけでしょう? いや、もちろんポップス
文化庁長官の諮問機関で著作権の保護期間の延長問題などを取り扱う、文化審議会 著作権分科会 過去の著作物の保護と利用に関する小委員会(保護利用小委)の第7回会合が、2007年9月3日に開催された。 この日の会合では、保護期間の延長問題に関する集中討議が行われたが、複数の委員から保護期間の延長に反対する意見が多数挙げられた。権利者側は、早ければ2008年の通常国会で著作権法の改正を可決し、2009年初頭にも保護期間を死後50年から70年に延長したい考えだが、実現は微妙な情勢だ。 「年間100万円超の著作権使用料、突然なくなるとショック」 保護期間の延長問題では、延長に賛成する意見と反対する意見が鋭く対立。解決の難しさを浮き彫りにした。 三田誠広委員は、「谷崎潤一郎、江戸川乱歩、横山大観などはあと数年で保護期間が切れる。彼らの遺族が受け取る著作権使用料は、それぞれ年間100万円を超える額だ。これ
さて暫しの休止から(笑)再開 レコ芸1982からの三大バレー以外でのストラヴィンスキーのチョイスの件、今度は現代音楽の評論重鎮の船山隆氏の選定 交響的幻想曲「花火」 ブルレスク「狐」 バレエ「プルティネルラ」 バレエ「結婚」 バレエ「ミューズの神を率いるアポロ」 詩篇交響曲 バレエ「カルタ遊び」 エボニー協奏曲 バレエ「アゴン」 レクイエム・カンティクルス ピアノソナタ嬰へ短調 日本の三つの叙情歌 交響詩「鶯の歌」 交響曲ハ調 カンテククルムサルクム となる 氏曰くその作風の多様については・・・・ ストラヴィンスキーの六十年以上にわたる創作活動は、二十世紀音楽史の複雑な歩みを反映し、バロック時代や古典派やロマン派の時代には考えられないような激しい変化に満ちたものであり、(以下略)とその実は作風の様式区分は困難であると帰結している。 そして三大バレーを 創作の樹海のなかで少しだけ突出した大木
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