松本龍震災復興担当相が5日午前に行った辞任表明記者会見の要旨は次の通り。 「今日午前8時45分に首相に震災復興担当相、防災担当相の職を辞する報告をした。(防災担当相就任から)300日余りだったが、環境と防災の大きな仕事をまかされ、奇跡をみたり、地獄をみたりした」 「(東日本大震災の被災地で)3月12日に自衛隊が90人の子供たちを救出した。当時(防災担当相として)私も少しは役に立ったのかなと思い、涙が出た」 「私は被災された皆さんたちから離れません。松本龍、一兵卒として復興に努力をしたい。岩手でキックオフして3日後にノーサイドになった。相変わらず嫌いな与野党ですが、心を合わせて復興に取り組んでほしい。松本龍も復興に向けて汗をかいていきたい」 --首相は辞表を受け取ったのか 「はい」 --昨日は辞任を否定していた。なぜ心境が変化したのか 「個人的な思いがある。前を向いて復興のために努力していく