野球を見ながら発電を--。プロ野球・巨人は8日、夏場に東京ドームで行う主催試合の節電対策の一環として、自転車による人力発電の参加者を募集すると発表した。 26日の横浜戦から8月25日の阪神戦までの計15試合で、ドームの右翼側2階席に「東京ドーム発電所」と銘打ったスペースを設け、自転車5台を設置。参加者は試合開始から終了まで観戦しながら、自転車をこぐ。発生した電気は、試合後に選手が場内を回る際に使う電気自動車の動力に充てるという。 対象は16歳以上で1試合につき7人を募集。多数の場合は抽選となる。また、事前に巨人のファンクラブへの入会が必要。募集期間は今月18日まで。詳細は巨人のホームページ(http://www.giants.jp/)。【立松敏幸】