経済産業省のキャリア職員2人が、新型コロナウイルスの影響を受けた事業者を対象にした「家賃支援給付金」をだまし取ったとして逮捕された事件で、職員が調べに対し「経済産業省が所管する制度なので仕組みはよく知っており、2人で相談してやった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は制度を知る立場を悪用した疑いがあるとみて調べています。 経済産業省のキャリア職員で▼産業資金課の係長、櫻井眞容疑者(28)と▼産業組織課の新井雄太郎容疑者(28)は去年、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業などを対象にした「家賃支援給付金」について実体のない会社を使ってうその申請を行い、およそ550万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕され、27日検察庁に送られました。 2人はいずれも容疑を大筋で認めているということですが、調べに対し「経済産業省が所管する制度なので給付金の仕組みはよく知っており
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