ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、日本時間の28日午後6時47分ごろ、南大西洋のサウスサンドウィッチ諸島付近でマグニチュード7.3の大きな地震がありました。気象庁は、この地震で日本への津波のおそれはないと発表しました。
2度の「震度7」を観測した熊本大地震。この激震は「次の地震」に影響を与える可能性があると専門家は指摘する。 東日本大震災以降、「次にくる大地震」の筆頭とされていた南海トラフ地震。30年以内の発生確率は60~70%と非常に高い。今月1日、研究者をヒヤリとさせる出来事が起きた。三重県の紀伊半島沖でM6.1の地震が観測されたのだ。 ここでは、近年はほとんど地震が起きていない。フィリピン海プレートが陸側のプレートの下に沈み込む場所で、普段はプレート同士ががっちりくっついているからだ。そこが動いたとなると、巨大地震の始まりかもしれない。過去の地震は、この場所から破壊が始まっていた。 いまのところ事態が大きく動く様子はないが、京都大学の西村卓也准教授は言う。 「この場所にひずみがたまってきている一つの指標ではある」 地震の規模は最大でM9クラスを想定している。経済への影響は、コンビナートが津
今月16日に熊本地方で起きたマグニチュード7・3の本震で、大分県で震度6弱を観測した強い揺れは、本震に誘発された別の地震が原因とする解析結果が24日、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の緊急報告会で示された。 青井真(しん)・地震津波火山ネットワークセンター長が発表した。 大分県内の地震計データを解析した結果、震度6弱の由布市や5強の九重町の地震計に、本震の約16秒後から、別の強い地震波が記録されていることが分かった。由布市では、本震の揺れは震度4相当の82ガルだったが、直後の大きな揺れは6強相当の717ガル。九重町では本震が5強相当の227ガル、その後の揺れは6弱相当の560ガルだった。 青井センター長は「観測された強い揺れは、本震に誘発された別の地震によるものと考えられる。ただ、本震と地震波が重なっており、震源や地震の規模の特定は難しい」と話している。 東大地震研究所の平田直
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熊本地震のように、マグニチュード(M)6級の地震の直後にM7級の地震が起こる確率を東北大の西村太志(たけし)教授(地震学)が世界の地震データをもとに計算したところ、約0・3%であることがわかった。珍しい現象が起きたことがデータからも裏付けられた。 米国の大学がまとめているデータを使い、1976年から2015年までに起きたM6以上の地震4176回分を調べた。2週間以内に震源から100キロ以内で、さらに大きな地震が起きたのは128例(3・1%)。多くはM6級で、M7級が起きたのは12例(0・3%)しかなかった。 熊本地震のような内陸の地震後にM7級が起きたのは1例だった。ただ、海に比べて内陸で起こる地震の数は圧倒的に少なく、このデータから連鎖の頻度は判断できないとしている。 大地震後に起こる余震は、最大でも本震よりマグニチュードが1程度小さい程度で、次第に減っていくことが多い。最初の地震が起き
16日未明、熊本県を震源とするマグニチュード7.3の大地震が起きるなど、熊本県や大分県で地震が相次いでいることについて、専門家は、14日の「熊本地震」を引き起こした断層から別の断層に地震活動が移ったように見えるとして、今後の活動に注意が必要だと指摘しています。 そのうえで、この地震のあと熊本県阿蘇地方や大分県西部や中部といった別の場所でも地震が相次いでいることについて、古村教授は「おとといからの地震は、いずれも『別府ー島原地溝帯』と呼ばれる地域で起きている。この地域には数多くの活断層があることが確認されており、おとといマグニチュード6.5の「熊本地震」を引き起こした断層から、近くにある別の断層に地震活動が移ったように見える」と指摘しています。 そのうえで、「地震活動が活発になっているため、今後、影響がどう広がるか注意する必要がある」と話しています。 広島大学の中田高名誉教授らの研究グループ
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