技能実習制度の廃止を求めるデモに参加する支援者や技能実習生ら=2022年6月12日、東京都内、織田一撮影 外国人が日本で学んだ技能を母国に持ち帰ることを目的とした「技能実習制度」について政府は10日、日本国内での「人材確保」と「人材育成」を目的にした新制度に改める案を有識者会議に示した。実習生が日本の人手不足を補う労働力になっている実態に即した見直しで、30年続く現行の技能実習制度は「廃止する」と打ち出した。別の企業への転籍を原則認めないという、人権侵害を招く温床だった制限も緩和する。 【写真】カップルインフルエンサーは幸せをつかんだ 「特定技能」で得た自由 一方、人手不足の分野で外国人を労働者として正面から受け入れる「特定技能制度」には組み入れず、特定技能にキャリアアップするための「人材育成」制度と位置づける。 ■転籍制限も緩和 1993年に始まった技能実習制度は、実習生になる際に技能水
![技能実習は廃止、政府が提案 国内での「人材確保」明記した新制度へ(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bc23f99664ff0261d1b7c7bb35786ae418baebda/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20230410-00000024-asahi-000-13-view.jpg%3Fexp%3D10800)