クックパッドは11月29日、今後の事業戦略に関する説明会において、動画事業への本格参入を発表した。12月から都内に料理動画の撮影・編集がワンストップでできる無料スタジオを開設するほか、全国の小売店チェーンと協業して食料品売場に料理動画コンテンツを配信するデジタルサイネージを展開するという。 次の10年は、さらなる成長のための事業基盤づくり 説明会に登壇した同社代表執行役の岩田林平氏は、創業から20年を迎えるクックパッドの今後の方向性について、「これからの10年は日本だけでなく世界中の料理のつくり手にフォーカスし、料理に関するさまざまな課題を解決するサービスを目指す」と説明。これまでの成長を牽引してきた事業に加えて長期で新たな市場を創り、リードする存在になることを目指していく考えを明らかにした。「今後は、さらなる成長のための事業基盤づくりに再度注力する投資フェーズになる」(岩田氏)。 そして