印刷 関連トピックス原子力発電所廃炉に向けた工程表のイメージ 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、東電と原子炉メーカーが検討している廃炉に向けた中長期的な工程表案が明らかになった。早くて3年後に使用済み燃料プールから燃料の取り出しを始め、10年後をめどに原子炉内の燃料を取り出し始める。原子炉を解体して撤去する廃炉まで、全体で数十年かかるとしている。 朝日新聞が入手した資料によると、福島第一原発1〜4号機の使用済み燃料プールに保管されている3108体の燃料を、十分に冷やした後、3年後の2014年度初頭をめどに取り出しを始める。取り出した燃料は敷地内の共用プールに移すことを検討する。共用プールの改造のほか、燃料の輸送容器の製造などが必要になる。 関連リンク原発事故処理「最終的には数十年単位」 首相が見通し(7/9)〈MY TOWN石川〉廃炉求める集会 24日金沢で(7/8)〈MY TOW