今、女性芸人の世界が揺れている。女性芸人といえば、当たり前のように「ブス」「デブ」「非モテ」をいじられ、そこで強烈なインパクトを残すことが成功への足がかりとされてきた。 しかし、持って生まれた容姿や未婚か既婚かどうかの社会属性などを「笑う」ことに対して、今世間は「NO」という意思表示をし始めている。「個人としての感覚」と「テレビが求めるもの」、そして「社会の流れ」。3つの評価軸の中に揉まれながら、女性芸人たちは新たな「面白さ」を探し始めている 。 ◆ 芸歴10年を数える女性芸人コンビ、Aマッソ。いわゆる「女性芸人らしさ」を全く武器にせず、ネタの精度だけで勝負してきた彼女たちは時に「尖りすぎている」と無理解に晒されてきた。 この度、Aマッソの“頭脳”、加納愛子が初のエッセイ集『イルカも泳ぐわい。』(筑摩書房)を上梓。孤高の女性芸人が初めてその心の内を言葉にしている。また一時遠ざかっていた『T
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