東京・千代田区の日比谷公園にある日本最初の野外音楽堂「野音」が施設の老朽化を理由に建て替えられることになりました。 「日比谷公園大音楽堂」は、今から100年前の1923年に日本最初の大規模野外音楽堂として当時の東京市が整備し、その後、数々の有名アーティストがライブを行うなど「野音」として親しまれています。 施設は40年前に改修されたものの、老朽化が進んでいるため、日比谷公園の再整備を進める都は、施設を建て替えることにしました。 計画では、座席や通路をバリアフリー化するほか、野音の特長の開放感は維持しつつ、ステージから客席前方まで新たに屋根を設けて、音漏れを防ぐということです。 また、公募で選んだ民間事業者のノウハウや資金を活用して、施設の周囲に飲食店や売店なども設置することにしています。 都は再来年度以降の着工を目指しています。
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