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ブックマーク / www.bebit.co.jp (46)

  • 意外に効果的なフッターリンク (ユーザビリティ実践メモ)

    ウェブサイトを訪れたユーザにできるだけ多くのページを閲覧してもらうために、どんな対応が考えられるでしょうか。 他に見たいと思うコンテンツにスムーズに移動できるようにすることが重要となります。 今回は、後者を実現するための手段の一つとして、フッターリンクの有効性についてご紹介します。 ナビゲーションリンクには、一般的には「グローバルナビゲーション」や「左ナビゲーション」「右ナビゲーション」などがありますが、中でもユーザに頻繁に利用されているのはページ下部に配置されたフッターリンクであることが弊社のユーザビリティテストでわかっています。 フッターリンクはページの下部に配置されるナビゲーションリンクであるため、設計時には軽視されがちです。しかし、ユーザにとってはページの上から一通りコンテンツを閲覧した後に出現する関連ページへの最も近い導線であるため、有効な手段となっているわけです。 フッターリン

  • ユーザビリティ 実践メモ : 初心者ユーザの視線の動き アーカイブ

    アイトラッキングシステムを利用したユーザビリティ調査から、パソコンスキルによってページ内の視線の動きが異なることが判明しています。 今回は、パソコン利用歴2年未満で、1日のインターネット利用時間が1〜3時間程度の初心者ユーザへの調査結果をご紹介します。 初心者がページ上部を中心に閲覧していく理由として、以下の初心者ユーザの心理・行動特性が挙げられます。 ページ上部ほど自分にとって必要な情報があると考えている サイト上の情報把握力・選別力が高くないため、どこまで見たかわからなくなってしまうことを避けようと、全体よりも一部を把握しようとする パソコン画面を閲覧することに疲れを覚えやすいため、1ページに費やす時間が短く、ページ下部まで目を通さない(スクロールをしようとしない) このような行動特性から、初心者ユーザの場合、ページ上部に必要な情報がないとサイトからの離脱に繋がる可能性があり

  • ユーザは意外な情報から判断している (ユーザビリティ実践メモ)

    自社のサービス・商品をウェブサイトでいかに効果的にユーザに見せることができるかどうか、頭を悩ましているウェブマスターの方も多いのではないでしょうか。 テストで発見された顕著な例をご紹介します。 【ケース1】:インターネットセキュリティ製品の場合 この製品は品質、価格など全体的に優れている点が多く、ウェブサイトでも効果的にアピールできていました。 ところが、下位階層にあるメンテナンスに関するページの更新日付が、かなり古いままになっていました。 それを目にしたユーザは、「セキュリティ製品は常に最新にアップデートされていることが重要なのに、ずいぶん昔のまま放置されている。この製品のセキュリティ情報の更新頻度は大丈夫なのでしょうか・・。」と不安を持ってしまいました。 【ケース2】:特化型の中古車販売店の場合 この販売店は、特定の車種のみを専門に扱っており、このコンセプトはターゲットユーザに

  • 思わぬ記号の重複

    ユーザに注意を促したり、補足を伝えるために、ウェブページ上で「※」や「*」などの記号を使うことがあると思います。 これらは便利な表記ですが、使い方によっては誤解を招く原因となるので注意が必要です。 実際のエラー箇所は、背景がピンク色に変化している「郵便番号」の部分なのですが、何人かのユーザは「メールアドレスの再入力」部分にエラーがあると勘違いしました。 これは、エラー警告文にある「※ご記入内容に不備があります」の「※」のマークと、メールアドレス部分にある「※確認のため、もう一度入力してください」の「※」を対応させて認識してしまったからです。 この例では、実際のエラー箇所(郵便番号)が警告文やその入力エリアに明示されていないことも問題です。ただ、仮に「※確認のため、もう一度入力してください」の「※」がフォーム上になかったなら、このような誤解はもっと少なかったはずです。 このような“思わぬ記号

  • http://www.bebit.co.jp/memo/archives/2006/12/post_47.html

  • PDFファイルは同ウィンドウ表示?別ウィンドウ表示? (ユーザビリティ実践メモ)

    印刷用、カタログダウンロード用などの目的でPDFファイルを用意し、ウェブサイトからリンクを張るとき、同じウィンドウ内でPDFファイルに遷移する「同ウィンドウ表示」にしていますか?それとも新しくウィンドウが立ち上がる「別ウィンドウ表示」にしていますか? ウェブサイトを利用しているユーザが最も多く使う機能の1つは、ブラウザの左上にある、既に閲覧したページに戻るボタン(以下「戻るボタン」)です。 ユーザは次々にページを閲覧しては、前に見ていたページに戻るために「戻るボタン」をクリックしていきます。 そこで弊社では、基的に別ページ、別サイトへのリンクは、同ウィンドウ表示で設計をしています。別ウィンドウ表示では「戻るボタン」を使った操作で前のページに戻れず、ユーザが混乱する恐れがあるからです。 ところが、PDFファイルにおいては、閲覧し終えると、「戻るボタン」を利用せずに、右上の「×」マーク(以下