市場規模2兆円を突破したという日本のアニメーション産業。市場拡大に少なからず貢献しているのが、インターネット配信をはじめとする海外での売り上げだ。 AmazonやNetflix、Hulu、Crunchyrollといったアメリカの企業とともに、昨今はアイチーイー(愛奇芸)、ヨウクトゥードウ(優酷土豆)、ビリビリ(嗶哩嗶哩)など、中国企業の名前を聞く機会も増えている。 そしてそれは、国外配信に限った話ではない。ビリビリは複数のアニメ製作にも参加しており、日本でも人気のゲームアプリ『アズールレーン』もビリビリの子会社が運営している。アニメスタジオという意味でも、HAOLINERS ANIMATIONは日本法人・絵梦(えもん)を設立し、『銀の墓守り』や『セントールの悩み』を手がけている。 成長を続けるIT企業を中心に、その資本力から日本のアニメに影響力を持つようになった中国。一方で、その実態や現状
![ビリビリ動画、アズールレーン…存在感増す中国コンテンツの現在と困難](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7148e73d7d8d54c18e50401df5d5b858034cecac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fapi.kai-you.net%2Fstorage%2Fimages%2Fupload_images%2F2023%2F10%2F1bb6d226-4204-4a86-917a-51459c9612ad%2Fmain.webp)