京都市は24日、「ノー残業デー」の日に定時を過ぎて勤務していたのを上司に注意され、激高し体当たりをしたとして、同市右京区役所納税課の男性係長(47)を停職5日の懲戒処分にした。 市人事課によると、12月1日午後5時半ごろ、市民からの電話を受け納税関連の事務をしていた係長に、納税課長が何度も早く帰るよう指示。係長は「あほ、ぼけ、いてもうたろか」「半殺しにしたろうか」と言い、右肩で課長の胸に体当たりした。 同課では9月から職員1人が休職中で、係長が業務をカバー。係長は「作業が増える中で、早く帰れと言われカッとなった。反省している」と話している。市は毎週水曜日と毎月16、21日を午後5時15分の定時退庁日としている。