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ブックマーク / gazfootball.com (5)

  • 千葉の関塚監督に見る、戦術を作れない監督がJリーグでもてはやされる理由

    昨日はドルトムント対ダルムシュタットの試合を見ようかなと思ったのですが、同じ日にヨーロッパリーグがあるし、引き分けに終わった試合だったので気乗りがせず、スカパーの無料キャンペーンの間に録画しておいた、大宮対千葉の試合を見ておりました。 試合は大宮が2-1で勝ったわけですが、その結果より何より、千葉のサッカーが関塚監督の就任から1年以上経った今でも、守備戦術が見事なまでにバラバラなのに衝撃を受けてしまいました。 DFラインは4人で一応並んではいるのですが、そこから前の選手のポジショニングがあまりにもフリーダムで、中盤の選手が前へとプレスをかけには行くのだけど、後ろが全く連動していないので1人が交わされると後ろがスカスカ、大宮の選手がスペースを使い放題という有様。 大宮の先制点も、来であればアンカーの役割を務めるべきパウリーニョがどっか行ってて、守備選手はDFラインの4人と佐藤健のみ。それで

    千葉の関塚監督に見る、戦術を作れない監督がJリーグでもてはやされる理由
  • 過度な自主性重視の姿勢が、日本サッカーを滅ぼす

    まあ東スポだからほぼネタなんだろうけど、昨日のTwitterではつい以下の記事に反応してしまいました。 武田修宏氏「真剣にハリルの進退を考えるべき3つの理由」 (東スポWeb) まあ武田氏に進退を問われるようになるとは、随分日本代表監督も軽い存在になったもんだなあと感心しますが(笑)、巷のマスコミやサッカー評論家の意見を見ていても、「細かな指示で選手を縛りつけた。それに監督がナーバス過ぎることも問題じゃない? 選手にも緊張感が伝わって、ピッチでバタバタだったよ。」という部分と良く似た言説を書いている人が多いのには驚かされます。 ここで何度も書いている事ですが、今の欧州クラブサッカーでは、グアルディオラやモウリーニョのように徹底的に戦術をディテールまで突き詰める監督が結果を出しており、ブラジルの監督に多い、選手を選んでフォーメーションを決め、あとは比較的自由にやらせるセレクタ型の監督は、トッ

    過度な自主性重視の姿勢が、日本サッカーを滅ぼす
  • 「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル

    普通は、親善試合でもブラジルが相手ならメンバーは確実に現時点でのベストを選んで戦うものなんだけど、試合前に発表されたメンバーを見た時には思わず自分の目を疑ってしまったね。まさか完全に選手の先行テストに使ってしまうとは! 何しろ欧州組の出場は岡崎と酒井高徳、田中順也、川島のみで、中盤の3人はアンカーが田口で両脇に森岡と柴崎という、Jリーグのオールスターでもやらないような守備力無視の面子を並べてきて、当然のようにブラジルに中盤を蹂躙されてネイマールに4点をプレゼントする羽目になってしまった。 その選手選考についてアギーレ監督は、「選手たちのキャラクターを見るためだ。アジアカップのような重要な責任のある場に挑めるかどうかを見たかった。たくさんの結論を見ることができた」と語っていたが、それにしてはあまりに選手にとっては過酷な試練で、特に森岡や田口といったクラブでもそのポジションでやった事がない選手

    「ネイマールじゃなくてアギーレ被害者の会を結成するレベル」国際親善試合 日本-ブラジル
  • 「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括

    ビッククラブに在籍する攻撃選手を抱えて過去大会で最高の成績を目論んだ日本代表だったが、いざ蓋を開けてみればドイツ大会と変わらぬ勝ち点1、グループ最下位での敗退と、完全に日の期待を裏切る結果に終わってしまった。 そして昨晩にザッケローニ監督の退任が発表され、これでザックジャパンの4年間は終了する事になった。 W杯で失敗した原因にはいろいろな理由が考えられるのだが、最も大きなポイントはW杯に臨む上での大きな戦略面の失敗にあったのではないかと思っている。 所詮は「自分たちの自分たち」 今大会で良くも悪くもキーワードとなってしまったのが「自分たちのサッカー」。つまり、リアクションではなくて自分からリスクをかけて高い位置から攻撃を仕掛け、人とボールが早く動いてゴールに迫るスタイルなのだが、結果的にそのサッカーが出来た時間はコートジボワール戦の前半20分間と、コロンビア戦の前半45分のみで、その他の

    「日本が子供の夢から覚める時」ブラジルW杯日本代表総括
  • 「守備は監督の仕事なんだけど・・・」トゥーロン国際大会グループA 日本-エジプト

    そりゃ3試合で7点も入れられてたら、グループリーグ突破なんて夢のまた夢ですがな(苦笑)。 このトゥーロン国際で散々叩かれていた五輪代表の守備陣は、この試合でもやっぱり大崩壊を喫してしまい、マークに行っているのに寄せが甘くて簡単にクロスを上げさせてしまう、中は人数が足りているのにボールウォッチャーになってしまって人に付き切れていないという問題の繰り返し。 特にエジプトの2点目なんかは、サイドのカバーに行った山村の寄せが遅くて弱く、鈴木は目測を誤ったのか当てられるボールをスルー、クロスの軌道的には十分GK安藤が飛び出せたはずなのに待つだけの状態、安藤はその後も守備範囲の狭さが目立つなど、とにかく個人単位での脆弱さが目についてしまった。 それならそれで、しっかり前方からプレスをかけられればいいんだけど、指宿と宇佐美は普段そういう仕事をしていないせいかプレスをかけたりかけなかったりで持続性に欠け、

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