岐阜県本巣市に本社を置くレシップは、一般的な知名度はともかくバス業界ではおなじみの会社だ。路線バスに乗ったことがある人なら、次のバス停や運賃を表示する前方のモニターの片隅にある「LECIP」という青色のロゴを無意識のうちに目にしているはずだ。 主力はバス用機器・システム。同社によると、運賃箱のシェアは6割強で国内トップという。バス前面の行き先表示や車内の案内表示、整理券発行器、ICカード対応機器といった製品群を幅広くそろえる。最近は、クレジットカードのタッチ決済などに対応したキャッシュレス運賃収受器や、スマホ乗車券アプリ、運行支援システムなどの導入拡大を狙う。 鉄道や自動車向けも得意分野で、ローカル線で見かける鉄道用運賃箱はシェア9割以上。車内照明用の灯具は、各地の新幹線をはじめとする国内の鉄道だけでなく、ニューヨークの地下鉄車両にも用いられている。 路線バスの降車ボタン バスのいたるとこ
国際興業に続き、3月もサービスを終了する事業者が続きます。 国際興業は2月末にサービス終了 バス特の特典チケットがつくと、ICカードリーダーから「チケットがつきました」と音声が流れる。写真はイメージ(乗りものニュース編集部撮影)。 複数のバス事業者が、「バス利用特典サービス」(バス特)を終了すると発表しています。西東京バスは2021年3月12日(金)、伊豆箱根バスは25日(木)、相鉄バス、西武バス、西武観光バス、東武バスグループは31日(水)をもってポイント、チケットの付与をそれぞれ終了する予定です。 理由について各社は「開始から13年が経過し、ICカード普及・促進という当初の目的を達した」ためとしています。なお、現行のバス特で付与されたバスチケットは、付与された日から10年間有効です。 バス特は、ICカード(PASMOまたはSuica)で路線バスを利用すると、1か月に1000円分乗車した
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