私の知る限りでは、日本の大学院で「博士課程修了」とは課程博士を取得することであり、(課程)博士号取得と違いはありません。大学院に行かずに取得する論文博士があるので、博士号取得が即ち博士課程修了ということにはなりませんが。 ですので、そういう事情からすると、「大学院修了じゃない。博士号取った」というのはやや奇異に聞こえます。 博士課程で勉強はしてきちんと課程は終えたが博士号は取っていない(日本の文系学部ではある時期までそれがごく普通)のは、「単位取得退学」という言い方になります。正式な言い方ではありますが、語感が悪く変な誤解を与えるのであまり一般には(事情を知る大学関係者以外には)使われていないように思います。ちなみに私は理系ですが半年コレでした(春に大学院を出て就職し博士論文はほぼ同時に提出。秋に学位をもらいました)。 ただこういうの、アメリカとヨーロッパと日本でそれぞれ違いますし、分野を