オーストラリア水泳連盟が今夏の東京五輪が中止になった場合に備え、代替大会の検討を始めたと23日、ロイター通信が報じた。国内大会かバーチャル(仮想)国際大会の代替案を議論しているという。 競泳男子1500メートル自由形で1992年バルセロナ、96年アトランタと五輪2連覇を果たしたキーレン・パーキンス会長が地元メディアに「もし最悪の事態で東京五輪が中止となれば、懸命に練習する選手のためにも成果を出す場所を準備する必要がある」と語った。 オーストラリア・オリンピック委員会(AOC)は22日に東京五輪に予定通り選手団を派遣する意向を表明している。(共同)