欧州株式市場が急落しています。 その原因は昨日ギリシャが「先日EU首脳会談で決めた包括戦略に関して、ギリシャ国民にその是非を国民投票で問う」と宣言したからです。 パパンドレウ政権がギリシャ支援策をレファレンダム(国民の直接投票)に付す理由は、有り体に言えばそうしない限り、パパンドレウ政権は崩壊し、ギリシャ支援策の条件となっている財政切り詰めは実現見込みが無いからです。 レファレンダムは博打だけれど、若し一縷の望みでこれが賛成多数で可決されれば、パパンドレウ政権はヨーロッパのリーダー達に対して約束した事を果たすことが出来るのです。 世論調査では現在ギリシャ国民の59%はギリシャ支援策の条件となっている財政切り詰めに反対の立場を取っています。 だからこれは「ダメもと」の勝負だと言えます。 さて、欧州の機関投資家は「レファレンダム」という言葉を聞いただけで失禁するほどビビります。 その理由はレフ