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考察に関するpoyopoyo0のブックマーク (10)

  • 追悼「シン・エヴァンゲリオン劇場版:呪」|小鳥猊下

    *以下のリンク先を読んでおくと、呪いの効果が高まります。 アニメ「2021年のエヴァンゲリオン」雑文集(1/25~3/5) 旧劇のときにはこの世にいなかった人と席をならべて見て、終わったあとはいっしょに少し話をして、作を目にすることのないまま、この世を去った人たちに思いをはせました。旧劇からのファンと新劇から入ったファンでは、シンエヴァの受け止め方はかなり違うだろうことは理解しています。なので、ファースト・インプレッションでの言い過ぎをまず少し修正しておきますね。 「一般的な映画としては佳作から凡作の間くらいかもしれないが、エヴァンゲリオンとしてはゴミ」 2時間35分の半分ぐらいを過ぎたあたりから、もう腕時計ばっか見てました。私小説とプロダクトを両立するダブルエンディングは儚い妄想であり、「One Last Kiss」と「beautiful world(da capo ver.)」もスタ

    追悼「シン・エヴァンゲリオン劇場版:呪」|小鳥猊下
  • 追記あり エヴァンゲリオンって磯光雄の作品だろ

    最近出た「磯光雄 ANIMATION WORKS preproduction」読んでビビったわ! 13話の使徒侵入の回と旧劇の2号機VS量産機のあのかっこいいシーンをやってたのは知ってたけどこんなにエヴァンゲリオンの根幹に関わってたなんて知らなかったわ! この400ページあって2キロぐらいあるんだけど、磯光雄がこれまで関わった攻殻機動隊とかエヴァとかガンダムとか未発表企画とか色々な作品の資料が載ってんだけど、マジでボリュームがすげえんだよ。 エヴァだけでも50ページぐらいあるんだけど、担当した13話の脚とストリーボードとかアイデアメモで終わるかと思ったら、もう各話の設定、ストーリーボード、アイデアメモがびっっっっっっしり載ってんの! 1~26話のシリーズ構成案とかさ各キャラの設定案とかちょっとしたセリフから、何から何まで膨大な仕事量なのよ! 一番ビックリしたのはエヴァで好きな19話の男

    追記あり エヴァンゲリオンって磯光雄の作品だろ
  • 『シン・ゴジラ』脚本から見えた“もう一つの物語” 『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』徹底考察

    第90回『キネマ旬報』ベストテンが1月10日に発表された。2016年の日映画ベストワンには『この世界の片隅に』(16年)が選出され、監督賞には同作を監督した片渕須直が選ばれた。ベスト2位に選出された『シン・ゴジラ』(16年)の庵野秀明監督は脚賞を受賞。片淵監督は『魔女の宅急便』(89年)で演出補を務め、庵野監督は『風の谷のナウシカ』(84年)の原画担当からプロとしてのキャリアをスタートさせたことで知られているが、奇しくも宮﨑駿と縁深い監督たちが、監督賞・脚賞を受賞したことになる。 さて、脚賞を受賞した『シン・ゴジラ』だが、昨年末に発売された製作資料集『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』(株式会社カラー)に脚が収録されたことで、活字で目にすることができるようになった。しかも、この大冊には関連の図版、関係者インタビューはもとより、複数の初期プロットから、準備稿、決定稿、完成した映画から

    『シン・ゴジラ』脚本から見えた“もう一つの物語” 『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』徹底考察
  • 俗情と結託した偽史 魚豊『チ。』 宗教的情熱で「真理」に至った科学者達|Lamron🍞

    ホイッグ史観とは、歴史を「進歩を担った殊勲者」対「進歩に抵抗した頑迷な人びと」に分け、両陣営の戦いと前者の勝利として歴史を物語的に記述する歴史観である。 ホイッグ史観 - Wikipediaアニメ化が決定し第26回手塚治虫文化賞大賞なども受賞している『チ。-地球の運動について』は既に超長文の批判記事がある。 参考文献に明示されてないも交えて要約&補足すると、 ・ プトレマイオスが大成した天動説は当時の最高の観測結果に基づいたものであり、地動説はそれに対して「惑星の逆行を自然に説明できる」ことしか勝っている点が無かったから否定されたに過ぎない サイモン・シン『宇宙創成(上)』P. 56-57・コペルニクスが地動説を唱えた時点でも宗教的な理由で否定されたというより、ケプラーが惑星軌道が楕円軌道であること等(ケプラーの法則)を発見するまでは天動説より予測精度が悪かったから否定された ・ニュート

    俗情と結託した偽史 魚豊『チ。』 宗教的情熱で「真理」に至った科学者達|Lamron🍞
  • 『チ。』はどのように批判すべきか問題、などなど。

    あでのい@夏コミ新刊委託通販中 @adenoi_today ブログで長々書いたことの再生産っちゃ再生産なんだけど、結局のとこ歴史フィクションってのはそもそも大なり小なり嘘が必要で、その辺を読者も分かった上で楽しむのが前提なので、「史実と違う」って指摘が単体で批判要素になるかっつったらまあならん訳なんですよね。 2022-10-03 20:15:07 リンク 銀河孤児亭 「チ。―地球の運動について―」感想。〜歪で不誠実で不愉快なこの傑作漫画について〜 - 銀河孤児亭 はいどーも あでのい です!いやー、とうとう完結ですよ劇場版Gのレコンギスタ!この人類史上に残る一大事を目前にして、このブログ、直近記事が刃牙シリーズ、麻雀漫画シン・ウルトラマンですよ?一体何のためのブログだと思ってんすかね当。忘れてる人のために言っときますが、このブログは元々Gレコ感想用ブログです。忘れないように! という

    『チ。』はどのように批判すべきか問題、などなど。
  • 肯定派も否定派もズレている。これはスポ根漫画だよ

    駄作とは言わない。少なくとも、佳作であるとは思う。 しかしながら、世間では評判がよく、世紀の傑作みたいに言われ、いざハードルのあがった状態で読むと、正直、なんじゃこれだ。ステマと言う言葉は好きではないが、そういうものを感じざるを得ないものがある。 というのも、面白さの尺度とは別のところで前評判がい違うのだ。 どういうことか。説明しよう。 レビューなどで、科学や理系という評判が躍るが、作中には理系的な要素は皆無である。 地動説も詳細の説明はないどころか、天文の話もほぼゼロ(夜空の絵もテキトーで天文学に対する熱量は皆無)で、主人公たちが一体全体どうしてそんなに地動説に執着するのかが理解できない。 命を懸けるほど素晴らしいなら、その素晴らしさを説明してみよ! と思う。 これは絶対に理系漫画ではない。 そして、近いジャンルが何であろうかと考えたとき、これは「スポ根」だ。と、私のゴーストがささやい

  • 若おかみは小学生見てきたけど(全力ネタばれ)

    えらく評判だったので見に行ったが、画竜点睛を欠くとはこのことかという感じでした。 背景は美麗だしキャラもいい。笑いも含めながらテンポよく進むので飽きない。皆言うようにおっこに感情移入しながら見ることができた。あのシーンまでは。 両親の幻想や「両親は生きてると思う」というセリフから、おっこが両親の死を全く受け入れられていないことを全編を通して描いている。 それから過呼吸やフラッシュバックの描写(やたらとリアルでエグかったが)から、早急にカウンセリングが必要なレベルのトラウマを負っていたことも示していた。 だからてっきり俺は、客がトラックの運転手とわかった時、すなわち両親の死と心の傷にいきなり直面させられたときには、感情の爆発や失感情といったかなり酷い精神状態が描かれるのかと思っていた。 しかし実際は、おっこは取り乱しはしたものの、水領の車で落ち着く。このあたりから違和感が出始めた。 そして例

    若おかみは小学生見てきたけど(全力ネタばれ)
  • 「若おかみは小学生」にノリきれなかった

    全体として良い映画だとは思うんだけど、クライマックスシーンでどうにもノリきれなかった感じがあって、その理由について考えていた クライマックスシーンというのは主人公が両親を亡くした原因になった人物が旅館に泊まりに来るってところだ 主人公から見て対向車線でまず事故が起きて、それを咄嗟に回避しようとした後続のトラックが中央分離帯を乗り越えて突っ込んできたことで主人公は両親を失うことになる つまりそのトラックの運ちゃんが避けてなかったら主人公の両親は死んでなかったってことで、親の仇であるということもできる 客がそのトラックの運転手だと知ってはじめ取り乱した主人公だが、若女将としてやってくる中で身につけた寛大さのようなもので赦して大団円、って感じだった 俺がノリきれなかったのは、多分そのトラックの運ちゃんを加害者と見ることができなかったからだ 彼自身腎臓を摘出するくらい大怪我を負ってて、事は塩分と

    「若おかみは小学生」にノリきれなかった
  • 映画レビュー「若おかみは小学生!ってホントに"感動的"な映画ですか?」

    齋藤 雄志 @Yuusisaitou 映画「若おかみは小学生!」が先日Eテレで放送され、物議を醸している 私は公開初期から絶賛、応援し原作も全巻(短編集以外)読んだ人間で、今作を巡る賛否両論は当時から見てきた。 評判が良いという今作だが、当時から決して絶賛一色ではなかった。反発する声もそれなりに確かにあったのである。 pic.twitter.com/J1qqWPtgBz 2020-05-22 02:51:01

    映画レビュー「若おかみは小学生!ってホントに"感動的"な映画ですか?」
  • 君の名は。 の検索結果 - ZoaZoa日記

    「君の名は。」から「この世界の片隅に」 新海誠の「君の名は。」は公開から既に数カ月経過しているにもかかわらず、未だに膨大な数の高校生を虜にしている作品だ。瀧、三葉という主人公二人の心身入れ替えを通して、それぞれの日常が交代してしまうのは単純に面白いし、時空を超えたクライマックスへ突き進み、様々な障害を乗り越えて最後は結ばれるという、ある意味ロマンスの王道も踏襲している。ちょっと普通の恋愛ものと違うのは、主人公たちの記憶が途中から曖昧になってゆく事だ。だから、観ている側は「傍観… 以前に書いた「君の名は。」の科学・後編であるが、その後、小説版をよくみたら、彗星の諸条件および衝突時刻などが書いてあったので、さすがに部分訂正では済まないので、改めて書くことにした。全く、何を読んでいたのか我ながら情けないが、計算しなおす。「またまた無粋な事を」と思う人が大半だろうが、この作品をこれだけ沢山見に行っ

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