「放浪書房」は、全国を旅行しながら、旅先でブースを広げて本を売る露天古書籍商。20歳ごろから日本全国を旅行していた富永浩通さんが「古本屋をやりたい」と知人に相談したところ、「旅行が好きなら、旅をしながら本を売ればいいのでは」というアドバイスを受け、実現したもの。 重い時は80キログラムになるという本を、リュックサックやキャリーケースに詰め込んで移動するスタイルで、全国を旅して今年で4年目になる。販売しているのは旅関連の書籍のみで、古本や新刊、ミニコミ誌なども扱っている。 本の仕入れ先は、旅の合間に全国で探しており、図書館の在庫整理など「常にいろんなルートを模索している」という。選りすぐった本には、自分のおすすめポイントを書いたポップを貼り付け、店頭に訪れた人の印象に残りやすい工夫も行っている。 店舗の場所は固定せず、ホームページやツイッターでその都度告知するのみだという富永さんは「絶版でず
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