今季はミズノ、ゼット、久保田、アシックスの4社がボールを供給。来季からは全球団、全球場で同じボールが使用される見通しだ 5年前に同じ掛け声を聞いた。 2005年にプロ野球の各球団はこぞって「低反発球」――いわゆる「飛ばないボール」を採用した。 それまでセ・リーグで「飛ぶボール」を使っていたのは巨人と横浜だったが、両球団の本塁打数はこの年に激減。チームの年間本塁打数は巨人が前年の259本から186本、横浜も194本から143本へと減少した。パ・リーグではロッテ以外の5球団が前年までは「飛ぶボール」を使用。その5チームが「低反発球」に切り替えたことで、リーグ全体の本塁打数は920本から827本と約1割も少なくなっている。 実際にその後は各チームの本塁打数は以前に比べれば低い水準に落ち着いている。 年平均本塁打数が209本から174本へ激減している巨人。 あれだけ一発の印象の強い巨人でも、200