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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (2)

  • 文法を操るシジュウカラは初めて聞いた文章も正しく理解できる

    鈴木俊貴 生態学研究センター研究員らの研究グループは、鳥類のシジュウカラが文法のルールを当てはめることで、初めて聞いた文章(鳴き声の組み合わせ)であっても正しく理解できることを明らかにしました。 研究成果は、2017年7月28日午前1時に米国の学術誌「Current Biology」にオンライン掲載されました。 研究者からのコメント 私たちは、初めて読んだり聞いたりした単語の組み合わせ(文章)であっても、それが文法的に正しいかどうか瞬時に判断し、意味を理解することができます。一方、動物のコミュニケーションは、各種音声に決まった反応を示す単純なものであると考えられてきました。研究では、鳥類の一種・シジュウカラが文法のルールを当てはめることで、初めて聞いた鳴き声の組み合わせも正しく理解できることを明らかにしました。成果は、動物のコミュニケーション能力の柔軟性を明らかにしただけでなく、ヒト

    文法を操るシジュウカラは初めて聞いた文章も正しく理解できる
  • 赤ちゃんの「人見知り」行動~単なる怖がりではなく「近づきたいけど怖い」心の葛藤

    2013年6月5日 明和政子 教育学研究科准教授、岡ノ谷一夫 東京大学総合文化研究科教授、松田佳尚 元同研究員(現同志社大学特任准教授)らは、赤ちゃんの「人見知り」行動が、相手に近づきたい(接近行動)と怖いから離れたい(回避行動)が混在した状態、すなわち「葛藤」状態であることを発見し、さらに相手の「目」に敏感に反応することを明らかにしました。 概要  生後半年を過ぎた多くの赤ちゃんには「人見知り」が表れます。これまで、人見知りは、単に他人を怖がっているのだと考えられてきましたが、なかには快と不快の感情が混在している「はにかみ」を表す赤ちゃんもおり、「怖がり」だけでは説明がつきませんでした。また、赤ちゃんが相手の何を怖がっているのかについても調べられていませんでした。 研究グループは、赤ちゃん57名のアンケートによる気質調査を行い、赤ちゃんの「人見知り」度合いと、相手への「接近」と「怖がり

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