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映画に関するpray6202のブックマーク (19)

  • ぼくやあなたの映画。『夜明けのすべて』|稲田英資/Web活用支援

    いい映画でした。というか、とてもいい映画でした。タイトルやポスターの印象でよくある邦画恋愛物かと思っている方こそ観た方がいいと思います。全然ちがうので。恋愛の要素を丁寧に省いた姿勢に作り手の矜持を感じます。こういう映画が作られること自体が素晴らしい。 『夜明けのすべて』はとても良い映画です。それは間違いない。では、どう良い映画なのか?となるとぼくはまだ語るべき言葉を持ちません。ひとつだけ確かなのはここには何か新しいチャレンジや取り組みがあり、それを見事に達成しているという手触りで。ぼくはこの新しさを表す言葉をまだ持っていません。それはとても地味で小さくてささやかなことなのだけど。でも、今この時代に求められる大切な何かが密やかに埋められていると思いました。最後にひとつだけ言えるとしたら、これはぼくらの物語だということです。特別な誰かや特別な主人公の話ではなく。ぼくやあなたや、ぼくとあなたの。

    ぼくやあなたの映画。『夜明けのすべて』|稲田英資/Web活用支援
  • 役所広司は東京の悪魔。デジタル・デトックス・ポルノ映画『PERFECT DAYS』|大島育宙

    映画館で観た直後にガッと書いたので 逐次加筆修正する可能性が高いです。 罪な映画だと思う。 罪深い映画ではなく、罪な映画だ。 映画が必要でなくなってしまいそうな時代に、 映画が必要なんだということを、 土俵際で粘るような映画だ。 これが求められるのもまんまとわかる。 ヴェンダースにマーケティング的な下心は ほとんどないだろう。 でも結果的にこの映画が広く支持されているのは 意地悪な言い方をすれば、わかりやすく 「デジタル・デトックス・ポルノ」だからだ。 仕事で必要だから。 話題に乗り遅れるから。 楽しいものを追いかけたいから。 そんな紋切り型の言い訳で デジタル世界に接続し続けて生きている現代人が、 「同じ時代にこんな生き方ができるのか」 と憧れるには十二分なアイテムが ぴったりと敷き詰められた平山(役所広司)の生活。 あざといくらいにアナログな生活。 イヤホンをしない。 スマホを使わな

    役所広司は東京の悪魔。デジタル・デトックス・ポルノ映画『PERFECT DAYS』|大島育宙
  • https://twitter.com/SW_Kkaisetsu/status/1737095483901059400

  • https://twitter.com/karasu_kokutyou/status/1726042128583889056

  • 【FUCK②③】生活支援員が観た映画「月」評~後編~|東京ニトロ

    ※【前編】はこちら ※クソ長くなります FUCK①振り返りと補足~ほんとうの支援の現実を教えてやるよ~物語は新人支援員・堂島洋子(宮沢りえ)の視点で進む。かつて有名小説家だった洋子には3歳で亡くなった息子がおり、息子にも障害があったことがほのめかされる。夫(オダギリジョー)は売れないアニメーション作家で、ふたりとも息子の死を克服できないでいる。洋子は森の奥にある障害者施設で働きはじめるが、そこで障害者支援の「現実」を知りショックを受ける。特に「きーちゃん」と呼ばれる寝たきりの入所者は意思疎通が困難で、洋子は「人間とは」という問に苦しむことになる。そこで出会った男性職員の「さとくん」(磯村勇斗)は、最初は入所者に親身に接していたが、同僚のハラスメントや虐待行為、上司の無理解から追い詰められ、やがて優生思想を口にするようになる。そんななか、洋子は妊娠が発覚。高齢出産に伴うリスク回避のため出生前

    【FUCK②③】生活支援員が観た映画「月」評~後編~|東京ニトロ
  • 仕事中にスミスなんか聴くから…『ザ・キラー』(配信) - Commentarius Saevus

    デヴィッド・フィンチャー監督の新作『ザ・キラー』を配信で見た。 www.netflix.com 主人公の殺し屋(マイケル・ファスベンダー)はパリで大事な仕事に失敗してしまう。警察から逃げて急いでドミニカ共和国の自宅に帰ったところ、自宅が襲撃されてパートナーが大けがを負っていた。主人公は自宅を襲撃した者たちやその責任者を突き止めて始末すべく、アメリカ中を駆け回る。 ネオノワールっぽい雰囲気の話なのだが、内容は仕事に大失敗してその尻拭いをするだけで、わりと単純である。さらにこの主人公の殺し屋というのが曲者で、なんかすごい真面目にプロらしく振る舞ってるわりには肝心なところが抜けている。ほとんど他人と話さないのだが、ひとりでいる時はほぼずっとモノローグが続いている感じで、人前では無口なのにひとりでいる時は超おしゃべりだ。さらにその一人おしゃべりの内容の大半が仕事についての細かいこだわりとかプロ意識

    仕事中にスミスなんか聴くから…『ザ・キラー』(配信) - Commentarius Saevus
  • 映画『バービー』に潜む“死”と“不安” - 日々の音色とことば

    『バービー』を観た。 驚いたのは、予想してた以上に“死”にまつわる映画だったということ。 全然気付かなかった。なにしろキャッチコピーは「バービーの世界、初の実写化!」。キービジュアルもピンク色のカラフルな仕上がりだし、予告編もまるでおとぎ話のようなコメディタッチの映像。きらびやかでポップな世界観が全面に打ち出されている。 www.youtube.com ただ、その一方で、『バービー』が単なるファンタジーじゃなく、ジェンダーを中心にさまざまな社会問題を取り扱った映画だということは、いろんな記事を通して、なんとなく伝わってきていた。 たとえば以下の記事には「映画『バービー』は女性をエンパワーメントするフェミニズム映画として大絶賛されている」とある。 globe.asahi.com たしかにそのことは映画の大事な要素になっている。 「完璧な毎日が続くバービーランドから、ある日、バービーとケンが“

    映画『バービー』に潜む“死”と“不安” - 日々の音色とことば
  • ASD、ADHD、ハニーフラッシュ、運命論~『ザ・フラッシュ』(ネタバレ注意) - Commentarius Saevus

    『ザ・フラッシュ』を見てきた。おそろしくメンタルが不調だと思われるエズラ・ミラーが起こした様々な治安紊乱行為のせいで公開が危ぶまれていた作品だが、とうとう公開である。 www.youtube.com フラッシュことバリー・アレン(エズラ・ミラー)は、自分が時間を遡ることができるのに気付く。これを利用し、バリーは幼い頃に殺された母ノラ(マリベル・ベルドゥ)を救うことにする。ところがバリーが時間に介入したせいで別の時間軸ができてしまい、バリーは別の時間軸にいるもうひとりの自分に会うことになってしまう。さらにその時間軸は滅亡の危機にあった。 まず、私はフラッシュがもともとものすごく好きで、それはたぶんフラッシュがASDだろうと思うからである(このためエズラ・ミラーがとんでもないことになってけっこう心配していた)。エズラ・ミラーのフラッシュはASD当事者に人気があるのだが、挙動がかなりASDっぽい

    ASD、ADHD、ハニーフラッシュ、運命論~『ザ・フラッシュ』(ネタバレ注意) - Commentarius Saevus
  • https://twitter.com/VolumeToneTone/status/1666255643618205696

  • 「女性の描写に違和感を持つことがある。こんな都合のいい女いねえだろって」究極の“女のエンパワメント映画“『波紋』座談会 | エンタメ番長 揃い踏み 「それ、気になってた!」 | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!(1/5)

    『波紋』 2023年5月26日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開中 配給:ショウゲート ©2022 映画「波紋」フィルムパートナーズ ミモレ世代にぜひ観てほしい映画が誕生しました。それが、5月26日(金)より公開中の映画『波紋』です。 主人公は、「良き」「良き母」の役割を真面目に担ってきた主婦・依子(筒井真理子)。しかし、東日大震災直後、夫・修(光石研)が失踪。老いた義父の介護を強いられ、孤独の中、依子は新興宗教に救いを求めるように――。 数年後。宗教に心の平穏を見出し、幸せに暮らしていた依子の前に突然夫が帰ってきます。そこから広がる、波紋の数々。 水の中で溺れそうになりながらもがくように必死に生きる依子の姿は、さまざまな犠牲と抑圧を強いられる現代女性そのもので。だからこそ、懸命に手をバタつかせながら、やがて光を掴み取る依子を見て、希望と喝采に震えるのです。 いまだ

    「女性の描写に違和感を持つことがある。こんな都合のいい女いねえだろって」究極の“女のエンパワメント映画“『波紋』座談会 | エンタメ番長 揃い踏み 「それ、気になってた!」 | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!(1/5)
    pray6202
    pray6202 2023/06/11
    「日本では男性は年をとっても変なおじさんの役とかいろいろあるのに、女性は誰々のお母さん役しかなくなる」
  • 子どもの言葉を聞き続けるということ 映画『カモンカモン』の「暗がり」について[第5回] ぼんやり者のケア・カルチャー入門

    映画『カモン カモン』主演ホアキン・フェニックス×監督マイク・ミルズ×製作A24スタジオが初タッグ!アカデミー賞®常連チームが贈る最高に愛おしい物語。突然始まった甥っ子との共同生活。戸惑いと衝突、想定外から生まれた奇跡の日々。 ジェシーはしゃべり続ける男の子である。久々に会ったジョニーに菌類の地下ネットワークでつながりあう樹木の話を聞かせ、眠るときは孤児院から逃げ出してきた孤児になりきり、ヴィヴに子供を亡くした母を演じさせる。ジョニーは彼の賢さとユニークさに魅了されるが、母親のヴィヴはジェシーを愛しつつも、話すのをやめない息子にうんざりしている。 ここで、はみ出し者の男の子が退屈な母親のもとを離れ、自由なおじさんとの暮らしで自分を取り戻す……という陳腐な展開を想像してしまいそうになるが、そうはならない。ジェシーは孤独な中年を癒すマジカルな天使ではなく、リアルにうざい子どもだからだ。「歯ブラ

    子どもの言葉を聞き続けるということ 映画『カモンカモン』の「暗がり」について[第5回] ぼんやり者のケア・カルチャー入門
    pray6202
    pray6202 2023/06/02
    カモン・カモン
  • 磔にされることなく「親切になろう」と言うために――『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』[第16回] ぼんやり者のケア・カルチャー入門

    『女の子は当にピンクが好きなのか』・『不道徳お母さん講座』で話題の堀越英美さんによる新連載「ぼんやり者のケア・カルチャー入門」。最近よく目にする「ケア」ってちょっと難しそう……でも、わたしたち大人だって、人にやさしく、思いやって生きていきたい……ぼんやり者でも新時代を渡り歩ける!? 「ケアの技術」を映画・アニメ・漫画など身近なカルチャーから学びます。第16回は、なんと早くも最終回です! なぜなら、この連載を締めくくるにふさわしい大傑作が爆誕してしまったから。みんな大好き『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』です。

    磔にされることなく「親切になろう」と言うために――『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』[第16回] ぼんやり者のケア・カルチャー入門
  • https://twitter.com/sssugita/status/1641108611656204289

    pray6202
    pray6202 2023/03/30
    イニシェリン島の精霊批評
  • 【ノーカントリー】完全解説

    第80回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の4冠を始め、世界の映画賞で89部門(作品賞22・監督賞19)を受賞した映画史に残る名作。コーエン兄弟として知られる今やアメリカを代表する監督ジョエル&イーサン・コーエンの代表作でもある。原作はピュリッツァー賞作家コーマック・マッカーシーの「血と暴力の国」(05)。 アカデミー賞の話題作として入ると『ノーカントリー』の夜は限りなく長くなる。この映画を観た人の多くがその解釈に悩み、呆気にとられ、その一方でこの難解さにやみつきになるのだ。なぜなら、メッセージ性、ストーリーのおもしろさ、緊迫感、ユーモア、あらゆる解釈、それらを表現する演技や撮影技術に至るまで、映画に必要な要素のほとんどがここに詰め込まれているからだ。 この映画は決して多くを語らないため、ストーリーひとつとっても様々な見方がされている。そこで“ある程度の正解”と言える『ノーカ

    【ノーカントリー】完全解説
    pray6202
    pray6202 2023/01/17
    難解な映画で暗澹な最後だったが面白かった。
  • 女性が主人公の映画ベスト100(集計しました) - 破壊屋ブログ

    ハッシュタグ『#女性主人公映画ベスト10』を集計しました!有効投票857名が選んだ最高のヒロイン映画は『羊たちの沈黙』でした! 1位:羊たちの沈黙(1991年) セクハラやトラウマに晒されつつも連続女性殺人鬼に立ち向かうFBI捜査官のクラリス。彼女の姿は世界中の人々に大きな感銘を与えました。 後続の作品に与えた影響も大きく「プロファイリング」は一般用語になり、プロファイリングモノの作品が大量に生産されました。日に与えた影響も絶大で『踊る大捜査線』から『グラップラー刃牙』までジャンルを超えて様々な作品が『羊たちの沈黙』を真似しています。 ジョディ・フォスターが1位になった記念に当時の日車のCM動画貼っておきます。 www.youtube.com 2位:エイリアン2(1986年) 映画史上最高の名台詞の一つとして名高い「Get Away from her, you bitch(彼女から離れ

    女性が主人公の映画ベスト100(集計しました) - 破壊屋ブログ
  • 映画衣装の密かな愉しみ:第6回 衣装が伝える『TENET テネット』の“リアリティ”

    クリストファー・ノーラン監督が驚異のスケールで描くタイムサスペンス『TENET テネット』。これまでに見たこともないような光景が次々と目の前に現われてくる中で、登場する人物たちが身につけているのはスーパーヒーロースーツや特別なコスチュームではなく、誰もがいつも目にしている一般的な服。実はそれが、非現実と現実の世界をつなぐ扉のような働きをしているものとなっているのだ。 ※この記事には『TENET テネット』のネタバレとなる内容が含まれています。 名もなき男のユニフォーム 主人公の名もなき男は、最初に登場するシーンでは機動隊のユニホームに身を包んでいる。その後、デニムシャツと同色のコットンパンツ、ブラウンのワークジャケットという出で立ちになる。これが作品中で最も彼になじんでいる服装で、おそらく彼自身の服だと思われる。次にムンバイに現われたときは、光沢のあるライトブラウンのスーツにベージュのポロ

    映画衣装の密かな愉しみ:第6回 衣装が伝える『TENET テネット』の“リアリティ”
    pray6202
    pray6202 2022/05/31
    TENETの劇中衣装を通して表現されるキャラクター性、名もなき主人公とニールの対比、示唆される物語など非常に面白い記事だった…。
  • https://twitter.com/m_amsw/status/1530903742144737280

    pray6202
    pray6202 2022/05/31
    TENETを衣装から批評する
  • 『水耕栽培農家の視点から見る「マッドマックス 怒りのデス・ロード」』

    先週東京で「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観て未だ興奮冷めやらずV2、V3…と何度でも劇場で観たくなるのですが、残念ながらこの秋田県では上映館が次々と減り、現在秋田市のルミエール秋田でしか上映されていません(8月6日まで)。それにしても秋田なんてクソ田舎で6月公開の映画が8月まで延長されるとは余程人気なのでしょう。今頃秋田市では丸刈り&白塗りで口に銀スプレーを吹き英雄の館を目指して爆死する人が相次ぎ、ただでさえ高い自殺率がさらにうなぎ登りになっているに違いありません。 作を観た直後に私の脳内に浮かんだ感想は「車とガソリンが必需品の世界でジジイが女を生む機械としか見ておらず男は車バカで病気で短命なんてイモータン・ジョーの砦はまさに秋田県だな」でした。というかイモータン・ジョーは住民から税金を徴収せずにタダで水をあげていたので秋田県よりマシです。秋田県なんて住民税と公共料金が必要なん

    『水耕栽培農家の視点から見る「マッドマックス 怒りのデス・ロード」』
  • 「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」解説【押井守】|fufufufujitani

    「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は1995年公開のアニメ映画です。日アニメの内容的頂点ともいえる傑作です。 公開当初、評判は悪かったです。難解すぎたのです。かなりの映画通でも「中身がよく理解出来なかった」という人が多かったです。キネマ旬報などの雑誌でも、まったくあさってな方角の評論が頻出していました。理解できる人がほとんど居なかったもようです。客入りもガラガラでした。しかし内容が深いので評価はじわじわと上がり、続編も作られ、リメイクもされ、さらにハリウッドで実写版も作られます。簡単におさらいしましょう。 あらすじ紹介(ネタバレあり) 日国外務省が米国でITの研究をしていました。外交上の利益のためにハッキングソフトのようなものを作ろうとしていました。ところが原初の海から生命が誕生したように、情報の海から人格を持ったエゴが誕生してしまいました。エゴのコードネームは5

    「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」解説【押井守】|fufufufujitani
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