プロボクシング元WBA世界ミドル級王者でタレント、竹原慎二(42)がぼうこうがんで闘病中であることが13日、分かった。関係者によると、竹原は血尿などの体調不良を訴えて今年初めに精密検査を受け、がんと診断された。リンパ節にも転移するほど病状は思わしくなく、竹原は当初、ショックで落ち込んだという。だが、家族の支えを胸に再起をめざし、現在は通院で抗がん剤治療を続けている。 現役時代は闘争心あふれるファイトでファンを魅了。1995年に日本選手唯一となるミドル級世界王座(WBA)に輝き、引退後は俳優やバラエティーなどで多彩な才能を発揮する竹原が病魔と闘っていた。 関係者によると、竹原は昨年から血尿など体に異変を感じていたという。当初はあまり気にかけなかったが、昨年末から痛みが増し、今年初めに精密検査を受け、ぼうこうがんと診断された。さらに、リンパ節への転移がみつかるほど病状は悪化していた。 関