<関東オークス>◇15日=川崎◇統一G2◇ダート2100メートル◇3歳牝◇出走14頭 2番人気のタイニーダンサーが直線で抜け出し快勝、重賞5勝目を挙げた。 前年2着(ポムフィリア)で悔しい思いをした戸崎が駆る「ダンサー」が華麗に舞い踊った。好スタートから終始先団につけ、いつでも抜け出せる位置取り。4角で前を行くアルセナーレをとらえ、残り100メートルで引き離した。 「初めて乗ったけど、返し馬から落ち着いていた。北海道では1800メートルでいい競馬をしていたので、距離も気にならなかった。落ち着いて走ってくれた。どんな競馬もできる強い馬」。鞍上は手放しでコンビをたたえた。 中央での前2走は8、6着とさえないレースだった。とはいえ、しまいはじわじわと伸びており、距離延長はむしろ追い風になった。2歳時に交流重賞を2勝している実績はだてではない。この快勝で牝馬ダート戦線のヒロインに「おどり」出た。
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