開演時刻を迎えると、アリーナエリア中央に設けられた円形ステージが明るく照らされ、アコースティックギターを抱えた星野が姿を見せる。ステージに上がった彼は四方に向かって深々とお辞儀をすると、ギターをゆっくりとつま弾きながら「バイト」からライブを開始した。穏やかなナンバーから一転して、2曲目は軽やかなギターのカッティングから始まる「ギャグ」。星野が手を高く掲げると、オーディエンスは力強いハンドクラップを響かせ彼の歌声をサポートした。 「こんばんは、星野源でーす!」という挨拶からMCを始めた星野は、「すごい景色ですね。本当にありがとうございます!」と客席を見渡し、「1人で最後までがんばってやりきりたいと思います」と意気込む。星野がギターをチューニングしている間には男性ファンの「男前!」という声が飛び、この言葉に星野は満面の笑みで「男前って言われるのが好きなんです」と上機嫌に。そのままMCを始め、「