2015年4月6日18:02 ベライゾンジャパン合同会社は、ペイメントカード業界のセキュリティ基準「PCI DSS」に対する世界の企業の準拠状況を調査した「2015年度版ペイメントカード業界コンプライアンス調査報告書」の日本語版エグゼクティブサマリー(要約版)を2015年4月6日に公開した。 同報告書によると、企業の80%近くがペイメントカード業界コンプライアンスの中間アセスメントで不合格となり、サイバー攻撃を受けやすい状態に陥っているという。2015年にはペイメントカードによる購入が全体の3分の2以上を占め、クレジットカード取引での支払い額が20兆ドル(約2,000兆円)に達すると予想されるなか、クレジットカード決済を取り扱う組織にとってセキュリティは最重要課題となっているそうだ。 今回で4回目の発行となるベライゾンの2015年度版報告書では、金融サービス、小売、旅行・サービスの各業界に