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ブックマーク / font-da.hatenablog.jp (2)

  • デビー・ネイサン「1冊で知るポルノ」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    1冊で知る ポルノ(「1冊で知る」シリーズ) 作者: デビー・ネイサン,沢田博出版社/メーカー: 原書房発売日: 2010/03/25メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 143回この商品を含むブログ (9件) を見る はてなダイアリでは、2月ごろの「非実在青少年」問題を皮切りに、ポルノについての議論が盛り上がっていた。私はここ一カ月ほど、ほとんどネットの議論を追っていないので、詳しいことはよくわからない。だが、数度、「ポルノについて考えるために、どんなを読めばいいのか?」と質問されたことがある。その問いに応えるように、「1冊で知るポルノ」が刊行されている。 これは、2007年に米国でティーンエイジャー向けに書かれたである。ポルノの歴史や、ポルノを批判する理論、これまでなされてきた心理実験など、基的な知識がまとめて概観できるようになっている。文章もできるだけ易し

    デビー・ネイサン「1冊で知るポルノ」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
  • 岡真理「記憶/物語」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    私にとって岡真理は鬼門である。なぜなら、私の書きたいものは、たいてい岡さんがずっと上手に書いているからだ。いつも読みながら「どうか、私の考えていることを岡さんが書いていませんように」と祈っている。 と言いつつ、私と岡さんは決定的に、感覚が違うところがあるなあ、と思う。今回、「記憶/物語」を再読して、それを再確認した。 記憶/物語 (思考のフロンティア) 作者: 岡真理出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/02/21メディア: 単行購入: 8人 クリック: 43回この商品を含むブログ (50件) を見る 岡さんは、記憶の物語化に徹底して抵抗しようとする。むしろ、記憶とは、断片であるという。それが、首尾一貫した全体像を結んだとき、全体化されえない残余が、全体像からは捨て去られていることを指摘する。 私は、この全体像ではなく断片を重要視する傾向については批判的である。*1私は、記憶を

    岡真理「記憶/物語」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
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