「KAIENTAI」「GOOD LUCK」「SR」などの文字が読み取れる(上)、閑臥庵で見つかった「KAIENTAI」の文字が刻まれた手鏡箱(下)=京都市北区 ローマ字で「KAIENTAI」と彫られた手鏡箱がこのほど、京都市北区の閑臥庵(かんがあん)で見つかった。坂本龍馬のイニシャルとも読める「SR」の文字や海援隊旗の図柄も刻まれている。由緒書きが無いため誰が残したものか分からないが「どんどん想像が膨らむ」と龍馬ファンも注目している。 ■「GOOD LUCK」「SR」「JULY」などの文字も 手鏡箱は木製で、直径23・5センチの円に12センチの柄が付いている。同庵の境内にある御堂に奉納されていたが、手鏡や由緒書きは納められていなかった。箱の上部には「KAIENTAI」の文字と隊旗の図柄ほか「GOOD LUCK」「SR」「JULY」などの文字も彫られている。 同庵によると、1877年ご