生まれたばかりのティラノサウルスの想像図。歯はすべて生えそろっていたと考えられる/Julius Csotonyi (CNN) 太古の肉食恐竜ティラノサウルスの生まれたばかりの大きさは中型犬と同等だったとする新たな研究結果が25日刊行の論文で発表された。世界で初めて確認したティラノサウルスの胚(はい)の化石を分析したという。 英エジンバラ大学の研究によると、卵からかえったばかりのティラノサウルスの体長は約90センチだったとみられる。古生物学者のチームが、胚の化石を調べた。化石はあごとつめの骨で、それぞれカナダと米国で見つかった。 化石を3Dスキャンで調べたところ、ティラノサウルスがかえった卵の大きさは約43センチだったとも推定できた。ティラノサウルスの卵の化石はまだ発見されていないが、今後見つかるのではないかと研究者らは期待を寄せる。 エジンバラ大学の古生物学者で論文の筆頭著者を務めたグレッ
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