魚とは思えない不思議な形をしているタツノオトシゴ(海馬)は、相手に見つからないように行動することに長け、流線型の頭部の特性を利用して獲物に忍び寄るとの詳細な調査結果が26日、イギリスの科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載されました。不思議な体の形には秘密があったようです。 可愛らしい小型魚で一見したところ、とても優秀な捕食動物には見えないのタツノオトシゴは、1秒間に約36回動く小さな背びれを使い、尾を渦巻き状にして体を直立させたまま泳ぎます。 最高速度は時速150cm程度にすぎず、失礼のないように表現すれば、実に「堂々とした」ペースでサンゴ礁や背の低い海草が一面に生えている中を進みます。 これらの事実から判断すると、捕食対象となるプランクトンのカイアシ類にとって、タツノオトシゴはそれほどの脅威になるはずがありません。 極小の甲殻生物のカイアシは、捕食動物の移動で生じる水の動きを極め
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