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2010年8月7日のブックマーク (2件)

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    「それもあるけど、それだけじゃない。確かにアレは、当時のあたしにとっては超悔しくて、ムカついて、いままでの生き方を変えるくらいのきかけだったけれど そんなことで、お兄ちゃんを嫌いになるわけないじゃん」 イマドキの女子中学生らしい生意気な妹・桐乃が、実は隠れオタクだった。その秘密を知ってしまった平凡な兄・京介が、秘密を共有してしまったがために、いろいろと振り回される俺妹シリーズの第十一弾。今回は、麻奈美と桐乃が仲違をするようになったきっかけとなる過去のお話が描かれます。 ああ、なるほど。子供の頃、桐乃はこんなにもお兄ちゃんが好きだったのか。中学時代の京介の行動力は、いい面も悪い面もあったけれど、妹から見たら、こんなに恰好いいお兄ちゃんはいないよなあ。ただ、妹のまなざしがさらに京介を走らせてしまうことになったのが、ね。決してヒーローではない、なのに演じようとしてしまうお兄ちゃんの強さと弱さが

  • 蹴りペンギン報告書 「借りぐらしのアリエッティ」は大傑作でした

    まずは嬉しかったこと。「C.M.B.」のエジプトの話で森羅の唱えた説に、大学のエジプト考古学の先生からお褒めの言葉をいただきました。やった―! と言うことで題、「借りぐらしのアリエッティ」見てきました。 骨太のスト―リ―と深いテ―マの大傑作じゃないか!「すごいもの見せてもらった!」と頭をボ-っとさせて映画館を出てきました。 でも巷間なぜか「スト―リ―がない」と評されてるのを見て「???」となり気になって翌日もう一度見に行きました。 で、自分なりの結論 「スト―リ―がない」と思わせる原因はおそらく「宣伝」のせいような気が。 「アリエッティ」を「元気な女の子の冒険物語」とか「アリエッティとショウの出会いの物語」と宣伝しているようなのですが、そんな読み口でこの物語見ていたら物語なんかほとんどありません。 おそらくそんな見方したら「悪い奴は結局どうなるの?消化不足!」とか「二人の関係は!全然描き